レッドブル F1日本GP 予選
レッドブルは、F1日本GPの予選で、セバスチャン・ベッテルが1番手、マーク・ウェバーが6番手だった。

セバスチャン・ベッテル (1番手)
「昨日のプラクティスでコースアウトしてフロントウィングにダメージを負ったせいで、今日のクルマの準備に影響が出てしまった。午前中のセッションはクルマのバランスが悪く、スピードが伸びなかったので、第3プラクティス終了後に改善できる部分を検討した」

「その結果、予選ではクルマの全てを引き出すことができた。僕とジェンソンの差はほとんどなかったね!フロントウィングを調達してくれたチームとファクトリーのメンバーに感謝したい。今、ここに座っていられるのも彼らのお陰だ。とてもハッピーだし、とても誇りを感じている。明日、ポイントが獲得できるかできないかは考えていない。昨日の経験が良い教訓になった。ほんの一瞬、100%集中していなかっただけでクルマのコントロールを失ってしまったからね。明日は長いチャレンジングなレースだけれども、楽しみにしている。鈴鹿は本当に大好きなサーキットなんだ。独特な雰囲気があるし、ファンもすごく熱くてクレイジーだ。今朝、ホテルを出る時も大勢の人が集まってくれていて、全員が叫んでいたよ。そんなことに自分が関われるというのもうれしいし、明日はポールポジションからのスタートだから特別だ。長いレースなので、色んなことが起きると思う」

マーク・ウェバー (6番手)
「6位という結果にはとても驚いている。ベストを尽くしたが、スピードが足りなかった。終盤もペースが追いつかなかったのには驚いたよ。ポールポジションのセブは最高の走りでぴたりとフロントローにつけた。素晴らしいと思う。3列目は残念だ。昨日は長距離走行でもかなり調子が良かったし、短距離も好調だった。今日はクルマの性能を十分に引き出すことができなかったのだろう。気を引き締めて、明日はプッシュしていくよ」

クリスチャン・ホーナー
「驚くべき予選だった。セバスチャンの最終ラップは本当に素晴らしかったが、それでも、ほんの僅かなタイム差だった。今週末はマクラーレンとの接戦が続いているが、見事な最終ラップでセブが100分の1秒差でポールポジションを獲得した。昨日、フロントウィングにダメージを負い交換が必要だったが、ファクトリーとここのメンバーの努力が報われる結果となった。セバスチャンは素晴らしい結果でみんなの努力に報いてくれた。接戦の予選の中、マークは最終走行に賭けたが、第1セクターが素晴らしかった割にその後のタイムが伸びず、最後の2セクターでもタイムを伸ばすことができなかった。明日は、大きく前進してくれることを期待したい」

シリル・デュモン(ルノー)
「今回もセバスチャンは素晴らしいリザルトだった。今週末はチームワークも素晴らしかった。ここに来ているメンバーとファクトリーのメンバー、全員におめでとうと言いたい。彼らは非常に良い仕事をしてくれた。マークに対しては申し訳なく思っている。電気系統のエンジン・トラブルで、午前中の走行に影響が出てしまった。第3プラクティスの前半は走ることができなかった。セバスチャンと共にフロントローに並んで欲しかったが、第2プラクティスでは良いペースだったので、明日は充実した走りを見せてくれるだろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1日本GP