レッドブルF1新代表メキース「ライバルと良好な関係」 ホーナー時代と対照的
レーシングブルズ代表だったローラン・メキースはクリスチャン・ホーナーの後任としてレッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表に昇格した。

メキースは7月9日、ホーナーが20年間務めたレッドブル代表を解任されたのを受けて、昇格が決まった。ホーナーは在任中、マクラーレンCEOのザク・ブラウンやメルセデス代表のトト・ヴォルフらと対立する場面が多くあった。

F1のレギュレーション変更を議論・検討する場である「F1コミッション」にはすべてのチーム代表が参加しており、メキースもレーシングブルズ代表時代からすでにメンバーだった。
しかし、トップチームであるレッドブルの立場では、その関係性も多少変わることになる。

ホーナーが緊張関係にあったチーム代表たちとの関係について問われたメキースは、自らの「真実」をこう語った。

「トラック上での戦いはひとつのことだ。しかし将来のスポーツの方向性を決めるために、戦略的に重要な決断について一緒に議論することは、競争相手同士にとってごく普通のことだ」とメキースはRacingNews365を含むメディアに語った。

「我々は意見が食い違い、短期的あるいは中期的な利益を守ることもあるだろう。しかし真実は、ザクともアンドレア(ステラ)とも、トトやフレデリック(バスール)、マッティア(ビノット)、そして他の全員とも非常に良い関係を築いているということだ」

「非常に良いグループであり、F1コミッションは十分な時間を共にしてきた。もし本当にこのスポーツを今の最高水準に維持したいのなら、短期・中期の利益を少し抑え、FIAやF1と協力してどう前進させるかを議論するグループであるべきだと皆が理解している」

「それが我々のやろうとしていることだ。偏見を隠すことはないが、どう進めるべきかについて建設的であろうとしている」

レッドブル・レーシング

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング