メルセデス・ベンツはF1撤退騒動を静観
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、他チームが示唆するF1撤退は本気であると主張するが、メルセデスは、現在それに加わることはないとしている。

FIAが推し進める予算キャップ制に反対し、トヨタ、BMWザウバー、レッドブルに続き、12日(火)にはフェラーリ、13日(水)にはルノーがF1撤退の可能性を示唆した。

しかし、マクラーレンの主要株主であるメルセデス・ベンツは、当面、この動きには加わらないとしている。

このメルセデス・ベンツの姿勢は、“ライゲート”騒動で執行猶予処分を受けたことも影響していると思われる。

「全てのF1チームが、F1に2つにの異なるレギュレーションがあってはないらないという考えに同意するだろう」と・ハウグはコメント。

「我々は共通の解決策を達成したいと思っているし、それができるとも思っている。我々が貢献できることはすべてするつもりだ」

ハウグはまた、フェラーリをはじめとするF1チームの撤退宣言は、政治的な駆け引きではなく、本気であると主張している。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / メルセデスF1 / FIA(国際自動車連盟)