アイザック・ハジャー F1モナコGP表彰台を維持 赤旗中の違反疑いはお咎めなし
アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は、2026年F1モナコGP決勝後に赤旗中の違反疑いで審議対象となったが、スチュワードは処分なしを決定し、3位表彰台を維持した。

ハジャーは決勝を4位でフィニッシュしたが、前方のピエール・ガスリー(アルピーヌ)がピットレーン速度違反により5秒加算ペナルティを2回受けたことで3位に繰り上がった。これにより、レッドブル・レーシング移籍後初の表彰台を獲得した形となった。

赤旗中の作業疑いでレース後審議
レース終盤に赤旗が出されたあと、ハジャーのマシン6号車に対して、オラクル・レッドブル・レーシングのメカニックが許可されていない作業を行っていた疑いが浮上した。

FIA技術代表の報告書には、レース中断中の16時55分に、チームのメカニックが車両6号車に対して、競技規則B5.14.4.aで認められていない作業を行っていたと記されていた。

さらに報告書では、作業内容について確認を受けた際、チームは作業を停止し、部品交換を行わないまま車両を元の状態に戻したと説明された。

このため、ハジャーとチーム代表者はレース後にスチュワードへ出頭することになったが、ヒアリング後に処分なしが決定された。

スチュワード文書では、チームがスパークプラグ/コイルの交換を試みていたものの、実際には交換を進めず、マシンはピットに入ったときと同じ状態で再スタートしたため、これ以上の措置は取らないと説明された。

アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) F1 モナコGP

フェルスタッペン脱落後に残った唯一のレッドブル
レッドブルにとって、モナコGPは序盤から厳しい展開となった。マックス・フェルスタッペンはマシントラブルにより1周目終了時点でリタイア。チームの上位争いはハジャーに託される形となった。

ハジャー自身も、レース序盤から「大きなドライバビリティの問題」を抱えていたと明かしており、決して順調な午後ではなかった。それでも混乱の多いレースを走り切り、ガスリーのペナルティによって3位へ浮上した。

ハジャー「人生でここまで攻めたことはなかった」
レース直後、ハジャーは困難な週末を乗り越えて表彰台を手にした喜びを語った。

「再スタートでは、いいスタートが切れたように感じて、突然希望が見えた。でも2つ順位を失った。ただ、前のマシンにペナルティがあることは分かっていた」とハジャーはコメント。

「でもパワーが制限されていて、ピエールから5秒以内にとどまるために、人生でここまでコーナーで攻めたことはなかった。FP1での始まりを考えれば、素晴らしい週末だ。自信を取り戻せるとは思えなかったけど、僕たちはやり遂げた。だからうれしい」

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カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー