角田裕毅 レッドブル東京ドリフトで語る 日本文化と勝田貴元への敬意
レッドブル・レーシングのリザーブドライバーを務める角田裕毅が、3月21日に開催された「Red Bull Tokyo Drift 2026」に登場し、イベント後の囲み取材に応じた。

会場ではドリフトマシンが倉庫内を駆け抜ける迫力ある走行が披露され、角田はドリフト仕様のマシンに同乗してファンの前に姿を見せたほか、日本GP仕様のレーシングブルズ特別カラーも公開された。

日本のドリフト文化への誇りと危機感
角田は、日本独自のモータースポーツ文化について問われると、その価値を強調した。

「日本ならではのドリフト文化は本当にかっこいいですし、素晴らしいものだと思います」

「ただ最近は安全性の問題もあって、走れる場所が減ってきているのも事実です」

海外で生活する中で、日本のカルチャーに対する評価を改めて実感したという。

「海外にいるからこそ、日本のカスタムカー文化や、ドリフト発祥の地としての魅力に対する憧れの強さを感じます」

「だからこそ、この文化は形を変えてでも守っていくべきですし、もっと発信していく必要があると思います」

海外経験で気づいた日本の強み
国内でキャリアをスタートさせた角田は、日本での経験が現在にどうつながっているかについても言及した。

「一番に思い浮かぶのは、日本の食事のレベルの高さかもしれません」

「海外に出た当初は食事の違いに苦労しましたが、それがきっかけで自炊や栄養管理を意識するようになりました」

一方で、海外の文化にも魅力を感じていると語る。

「街の雰囲気や人々の過ごし方に、日本とは違う心の余裕を感じることがあります」

「そういう部分はすごく好きですし、自分にとってプラスになっています」

勝田貴元との関係性「特別な存在」
同じレッドブル・アスリートであり、WRCで初優勝を挙げた勝田貴元についても話が及んだ。

「彼のことは7歳か8歳の頃から知っています」

「海外に出てからは頻繁に会うわけではありませんが、同じような環境で戦ってきた存在として尊敬しています」

互いの境遇が共通していることが、特別な関係性につながっているという。

「同じ立場の人からの言葉は重みが違いますし、共有できる存在がいるのは大きいです」

また、連絡手段に関するエピソードも明かした。

「去年からLINEが使えなくなってしまって、連絡先が分からなかったんです」

「今回会った時に直接お祝いを伝えて、また交流しようという話をしました」

角田裕毅 レッドブル・レーシング/ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

日本のモータースポーツの未来へ
最後に角田は、日本のファンとモータースポーツの発展について言及した。

「日本でもっとモータースポーツが盛り上がってほしいです」

「2022年から比べても観客は確実に増えていますし、それはすごく嬉しいことです」

その上で、日本が持つポテンシャルを強調する。

「日本は世界的な自動車メーカーが多い“車の国”だと思います」

「その強みを活かして、レースを通じて日本の魅力をもっと世界に伝えていきたいです」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング