キミ・ライコネン フェラーリF1復活に期待「励みになる兆しが見える」
キミ・ライコネンは、長くタイトルから遠ざかっているフェラーリについて、現在のチームには「励みになる兆し」が見えると語った。

フェラーリは2007年にライコネンがドライバーズタイトルを獲得して以来、王座から遠ざかっている。2008年にはコンストラクターズタイトルを獲得したものの、その後は再び頂点に届いていない。

ライコネンが見たフェラーリの変化
ライコネンは2007年から2009年までフェラーリに在籍し、その後ラリー参戦を経て、2014年から2018年まで再びマラネロに戻った。2度目の在籍期間では大きな成功には届かなかったが、2018年アメリカGPでの勝利はキャリア終盤の大きなハイライトとなった。

ライコネンが離脱して以降、フェラーリにはセバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレール、そしてルイス・ハミルトンといった大物が加わった。しかし、チームはタイトル争いで安定して主導権を握るところまでは至っていない。

それでも2024年には、フェラーリがコンストラクターズ選手権でマクラーレンと最終戦アブダビGPまで争うシーズンとなり、近年では最も王座に近づいた一年となった。

「後継者がすぐに現れることを願っていた」
ライコネンはイタリア紙クオティディアーノ・ナツィオナーレに対し、自身が2018年末にフェラーリを離れた際、すぐに新たなワールドチャンピオンが生まれることを願っていたと明かした。

「2018年末にスクーデリアを離れたとき、チームがすぐにチャンピオン記録の中で僕の後継者を見つけることを願っていた」とライコネンはコメント。

「それはまだ実現していないが、遠くから見ていて励みになる兆しは見える」

フェラーリは2026年シーズンにおいてもメルセデスを基準とするトップ勢にはまだ届いていないが、昨年とは異なる形でシーズンをスタートしている。ライコネンの言葉は、結果だけでなくチームの方向性に対する一定の評価を示すものだ。

王座空白が続く中で問われるフェラーリの現在地
フェラーリにとって、ライコネンの2007年タイトルは今なお最後のドライバーズ王座であり、チームにとって象徴的な基準点であり続けている。

その後のフェラーリは、何度も復活の兆しを見せながらも、シーズンを通じて王者にふさわしい安定感を保ちきれなかった。ルクレールは速さを示し、ハミルトンの加入はチームに新たな経験値をもたらしたが、フェラーリが再びタイトルを争うには、速さだけでなく週末ごとの完成度が問われる。

ライコネンが語った「励みになる兆し」は、フェラーリが長い空白を終える保証ではない。それでも、かつて最後に王座をもたらした男が変化を認めたことは、マラネロにとって小さくない意味を持つ。

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ