角田裕毅 レッドブルF1祝賀で胸が痛む瞬間「そこにいる資格はない」
スカイスポーツF1のテッド・クラビッツが、イタリアGPでのレッドブルのマックス・フェルスタッペンと角田裕毅にまつわる胸が痛む瞬間を明かした。フェルスタッペンがモンツァで今季3勝目を挙げて喜びに沸いた一方で、角田は「そこにいる資格はない」として祝賀の輪に加わることを辞退したという。

『The Race』のインタビューでクラビッツは、フェルスタッペンが圧巻の勝利を収めた後に行われたレッドブルの集合写真を振り返った。

フェルスタッペンは笑顔で中央に立っていたが、角田裕毅は外側の端にしか写っていなかった。

角田裕毅は祝賀から一歩退いた
クラビッツによると、フェルスタッペンは角田裕毅を中央へ招き入れ「一緒に祝おう」と声をかけたという。だが角田は「いや、僕はできない。そこにいる資格はない」と答えた。

「マックスがレッドブル・レーシングで3勝目を挙げて歓喜に包まれていた一方で、ユウキはまた少し目立たない週末を過ごしていた。胸が痛む瞬間だった」

「そしてマックスが、写真の端の端にいたユウキに『真ん中においで、一緒に祝おう』と言ったんだ。でもユウキは『いや、僕はできない。そこにいる資格はない』と返した」

「本当に胸が痛む瞬間だった。振り返ってみて『ああ、なるほど、これは心に響くものがあるな』と感じたよ」

「僕の新刊『F1 Insider: Notes from the Pit Lane』では、チームの舞台裏や、このスポーツの本当に忘れられない瞬間を読者に紹介したいと思っている」

角田裕毅 F1

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング