アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅 「フィードバックを素早く与えて行動しなければならない」 / F1スペインGP 木曜記者会見
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1スペインGPに先立って記者会見に出席し、まだF1に慣れておらず、学ぶことがたくさんあると心境を語った。

開幕戦F1バーレーンGPで9位入賞を果たしてルーキーとして印象的なスタートを切った角田裕毅だが、続くイモラとポルトガルではパフォーマンスを発揮できず、ノーポイントでレースを終えた。

角田裕毅は、過去2戦のパフォーマンスは、F1マシン、さらにはまだF1全般に慣れていない事実によるものだと考えていると語った。

「まだF1に慣れていません。慣れている、あるいうはうまく運転できていると思っていましたが、それはポルトガルまででした」と角田裕毅はコメント。

「特にアクセルを踏んだときの車両の反応が気になるなど、やるべきことや学ぶべきことがたくさんあります。僕はまだツールを完全にコントロールすることができておらず、このエリアを改善したいと思っています。小さな一歩を踏み出して、改善を示すことで、徐々にそれを行っていきたいと思っています」

また、角田裕毅は、ポルトガルでチームメイトのピエール・ガスリーとマシンのフィーリングに違いがあったとし、バルセロナでのパフォーマンスはマシンを本当に理解するために重要だと付け加えた。

「ポルトガルでは、ガスリーと比較して、マシンのフィーリングが違いました。ドライビングスタイルは違うと思いますが、二人でマシンの挙動が違うので、なぜだろうと思いました。この問題についてエンジニアに相談し、さまざまな会話をしました」と角田裕毅は語る。

「それらの会話をしている間、自分自身がフィードバックを与え、これらの点を修正するために早く行動しなければならないことに気づきました」

「これまでのところ、常にテンポが遅れているので、このエリアで自分自身を向上させたいと思っています」

「ポルトガルは風が強かったので、バルセロナでもう一度車両のフィーリングを見たいです。風は、コーナーごと、ラップごとに変化していました。その結果、空力バランスが常に変化していました。これを念頭に置いて、バルセロナに戻ってチェックし、必要なフィードバックを与えたいと思っています」

バルセロナのターン10での変更について質問された角田裕毅は「追い抜きの数が増えはどうかは疑いの余地があります。あまり変わらないと思います」と語った。

「もっとオーバーテイクの機会があるかもしれませんが、増えるとは思いません」

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