ビクター・マルタンス ウィリアムズF1と育成ドライバー契約
ウィリアムズ・レーシングは、ビクター・マルタンスがドライバー・アカデミーに参加することを発表した。

ビクター・マルタンスは、接戦となった2022年のFIA フォーミュラ3選手権でチャンピオンを獲得。モンツァでの最終戦で勝利を収めるなど、シーズンで2勝、6回の表彰台、1回の最速ラップを達成する成績を残した。

2023年にフォーミュラ2にステップアップしたビクターは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、チームメイトのテオ・プーシェールとともにARTグランプリのチーム選手権優勝に貢献した。2024年もフォーミュラ2に参戦したビクターは、シーズン中に5回の表彰台に上り、バルセロナ・スプリントレースでは優勝を果たした。

ビクター・マルタンスは2018年に当時ルノーのチーム名でF1に参戦していたチームと契約し、翌年にリリースされるまで在籍していた。その後、フランス人は新たにブランド名を変更したアルピーヌ・アカデミーに再加入したが、2024年のF2でドライバーズランキング7位という期待外れのシーズンを終えた後、アルピーヌを再び去っていた。

ビクター・マルタンスは、ARTグランプリ・レーシングに残り、同シリーズでハイテックGPをドライブするウィリアムズ・レーシング・アカデミーの現ドライバー、ルーク・ブラウニングに加わる。両ドライバーは、今週末モンツァで行われるTPC(旧車テスト)プログラムの一環として、FW45のハンドルを握る。

ウィリアムズのアカデミー・ドライバーとして、ビクター・マルタンスは、レーストラック内外でスキルを磨き続けるために、トレーニングと指導を受けることになる。

「ウィリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーの一員になれて、とても嬉しい!」とビクター・マルタンスはグローブでの初日を振り返った。

「これは僕にとって新たな章の始まりだけど、目標は変わらない。人としてもレーシングドライバーとしても限界まで自分を追い込み、F1で成功することだ」

「ウィリアムズは素晴らしい歴史を持つ象徴的なチームであり、僕の目標達成に最適な場所だと確信している。今年はARTグランプリの一員としてフォーミュラ2のドライバーズチャンピオンシップで優勝することに全力を注ぎ、ドライバーアカデミーのメンバーとしてコース上でもコース外でもこのチャンスを最大限に生かしたい」

「ウィリアムズの皆さんと一緒に新たな旅に出ることを楽しみにしている」

ウィリアムズ・レーシング F1 ビクター・マルタンス

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング