クレア・ウィリアムズがF1イギリスGPでパドック復帰 解説者として5年ぶり登場

クレア・ウィリアムズは2013年から2020年までウィリアムズF1の副代表を務め、ファミリーチームを率いてきたが、2020年のドリルトン・キャピタルによるチーム買収を機にF1との関係を断ち、以降はモータースポーツの第一線から距離を置いていた。
しかしこのたび、イギリスの地上波放送局Channel 4が今週末のシルバーストンでのレース中継にウィリアムズをゲスト解説者として起用することを発表。F1界に久々のカムバックを果たす。
制作会社Whisper Filmsは声明で「日曜のレース中継をさらに特別なものにする素晴らしい発表がある」と述べた上で、次のように続けている。
「ウィリアムズF1チームを8年以上にわたり率いたクレア・ウィリアムズが、シルバーストンに帰ってきます。彼女はこの数年で最も成功し、最も影響力のあるF1女性指導者の一人でした」
「チームの最前線で活躍したからこそ語れる洞察と分析を、Channel 4の中継に加えてくれることを、我々はとても楽しみにしています」
クレア・ウィリアムズはリー・マッケンジー、アリス・パウエル、スティーブ・ジョーンズ、デビッド・クルサード、ビリー・モンガーらとともに中継チームを構成し、実況はアレックス・ジャックズが務める。
ウィリアムズは近年『Drive to Survive』にも登場していたが、レース現場への復帰は今回が初。古巣のウィリアムズ・レーシングは2025年シーズンここまで堅調な戦いを見せており、11戦終了時点でコンストラクターズランキング5位(55ポイント)につけている。
ウィリアムズは現在、レーシングブルズに19ポイント差をつけており、かつてのチーム代表としても誇らしい姿を目にする週末となりそうだ。
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