ウィリアムズ
ウィリアムズのチーフテクニカルオフィサーを務めるパット・シモンズは、フェルナド・アロンソのフェリペ・マッサへの接触にペナルティを科せないというFIAの決定に不満を抱いている。

レース終盤、フェルナンド・アロンソは6位を争うフェリペ・マッサにターン16で仕掛けたが、両者は軽く接触して、二人ともコース外に飛び出した。

その後、フェルナンド・アロンソはカルロス・サインツを抜いて5位でフィニッシュしたが、事故前にサインツの後を走っていたフェリペ・マッサはパンクに見舞われてピットインを余儀なくされ、7位でレースを終えた。

レース後、事故は審議対象となったが、FIAはどちらのドライバーにも責任はないとして、フェルナド・アロンソを不問に付した。

だが、パット・シモンズは、フェルナンド・アロンソはペナルティを科せられるべきだと主張した。

「FIAはレーシングインシデントだと断定したが、私は同意できない」とパット・シモンズはコメント。

「アロンソがサインツをオーバーテイクした方法を見てみるといい。彼はトラックをかなり離れていた・・・」

「彼らはそれをレーシングインシデントだと決定した。アロンソはブレーキをかなり遅らせたと思うし、フェリペにヒットした時でさえ、彼はまだトラックに残っていた。フェリペをブレーキとして利用し、彼はトラックに残った」

「数周後、彼はサインツに同じことをした。OK、彼はサイントにはヒットしなかったが、トラックをかなり離れていた。メキシコに早めに行くつもりではないかと思うくらいにね」

フェリペ・マッサは、バーチャルセーフティカー中にカルロス・サインツに先行を許したが、パット・シモンズは、フェルナンド・アロンソとの事故がなければ、後にサインツを抜いていたと確信している。

「まず第一に、バーチャルセーフティカーがなければ、バトルにはなっていなかっただろう。第二に、あの時点で我々はあの位置に定着していた。我々はサインツを攻撃していたし、簡単ではなかったが、彼のタイヤが終わりかけていたのはわかっていた。なので、実際に我々はエンジンを抑えていたし、『待とう、最後に彼を抜こう』と言っていた。もちろん、最後に我々はそこにはいなかったがね」

【動画】 審議対象となったアロンソとマッサのインシデント
動画 F1アメリカGP フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの接触関連:【動画】 2016 F1アメリカGP 決勝レース ハイライト

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / F1アメリカGP