フェルナンド・アロンソ F1ハンガリーGP予選「あと少しでポールが見えていた」

フリー走行での手応えを活かして予選に臨んだアロンソは、すべてのセッションで安定した速さを発揮。チームメイトのランス・ストロールも6番手に入り、アストンマーティンとしては今季初めて2台揃ってQ3上位を確保した。
「全体として素晴らしい予選だった」とアロンソはコメント。
「クルマのフィーリングはとても良かったし、今週末はずっと快適に走れていた。予選では風の影響が大きくて、特にターン1とターン4で繊細なマシンコントロールが求められたけど、そこをまとめられたのが良かった」
「Q3のラップは限界まで攻めた。あと0.1秒なかったし、正直言ってポールポジションも視界に入っていた。でも5番手は悪くない。日曜のレースはいつも長いし、戦略と状況次第では表彰台も狙える位置だと思う」
チーム代表のマイク・クラックも、チームとしての予選内容を高く評価した。
「今日はフェルナンドもランスも、どちらも素晴らしい仕事をしてくれた。2台揃って3列目というのは今季の我々にとっては非常に力強い結果だ」とクラックは語った。
「我々はここブダペストに向けて、低速・中速域のトラクション性能を高めるためのセットアップ変更を施してきた。その成果が明確に現れたセッションだったと思う。明日は天候も含めて多くの要素が絡んでくるだろうが、2台でしっかりとポイントを持ち帰ることを目標に戦う」

Q:この驚異的なペースは一体どこから来たのでしょうか?
フェルナンド・アロンソ:クルマのフィーリングはFP1からずっと良かった。
明らかにスパとはまったく異なるレイアウトだけど、ここでは競争力があると最初から感じていた。
7日前には最後列だったのに、今日は5番手と6番手。ものすごい変化だよ。
だからこそ、なぜこれがうまくいったのかを理解する必要があるし、この恩恵を受けた要素を次のグランプリにもつなげられるようにしないとね。
Q:最後のラップも印象的でした。明日に向けて期待は?
フェルナンド・アロンソ:あのラップは特別だった。いや、全部のラップがそうだったね。
ただQ3では風向きが少し変わって、路面が全体的に遅くなった。だからQ1やQ2のタイムには届かなかったのが少し残念だった。
とはいえP5というグリッドは素晴らしい。明日どうなるかは分からないけど、今の順位を維持できればチームにとっても大きな結果になる。全力でやっていくよ。
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