ウィリアムズ
ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるマイク・コフランは、2012年仕様のエキゾーストに戻す可能性があることを明らかにした。

プレシーズンテストではFW35にポジティブな感触を得ていたウィリアムズだったが、開幕2戦ではペース不足に苦戦を強いられ、まだポイントを獲得できていない。

マイク・コフランは、コアンダ・エキゾーストを機能させることに苦労していることを明かし、2012年のエキゾーストに戻す可能性があると述べた。

「コアンダ、そしてグリップを理解しなければならない。それを解決し、ドライバーのためにプラットフォームをより安定したものにしなければならない」とマイク・コフランはコメント。

「それがうまくいかなければ、金曜日をテストセッションとして使う立場になってしまう」

「現状の我々の見解では、FW34のエキゾーストシステムの方が速い。FW34に戻すとは考えていないが、FW34型のエキゾーストシステムを搭載して、金曜日をマシンのテストとして使う可能性はある」

「火曜日に戻るが、徹底的に検討し、中国までに戻すだけの時間があるか考えてみるつもりだ」

エキゾーストの変更を検討しているウィリアムズだが、マイク・コフランは、FW35には速くなるポテンシャルを秘めていると考えている。

「まだ、生かせていないポテンシャルがたくさんあると感じている。コーナー進入でのダウンフォース不足という問題が起これば、ドライバーはちょっと驚き、ポテンシャルを発揮できないままコーナーを回ることになる」

「ドライバーに多くのグリップがあると示すことができたとしても、アンダーステアが問題となり、今度はオーバーステアになり、リアタイヤをセーブしようとしなくければならない。我々は非常に使いにくいプラットフォームをドライバーに与えている」

「基本的に我々にはトップ10の後方につけられるマシンがあるとまだ信じている。(セパンでは)そこに迫ったが、最終的には及ばなかった。いくつか大掛かりな修正が必要な部分があるし、その後はポテンシャルを解放できるだろう。問題はどのくらいかかるかだ」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング