ヴァージン・レーシング VR-01
ヴァージン・レーシングのテクニカルディレクターを務めるニック・ワースは、VR-01の燃費問題を解決するために必要な費用を彼の会社であるワース・リサーチ社が負担することを明らかにした。

ヴァージンのF1マシンであるVR-01は、燃料タンクの容量がレースを完走するには十分ではないことが判明し、燃料タンクのサイズを拡大せざるを得なくなった。

VR-01の設計を行うワース・リサーチ社は、新しいモノコックに取り組んでおり、ヨーロッパラウンドの開幕戦となるスペインGPで投入されるとみられている。

ニック・ワースは、完走できないマシンを供給してしまった責任は彼の会社にあるとし、新しいパーツの費用をチームに負担することはないと語る。

「シャシーサプライヤーは我々だ。エンジンサプライヤーや燃料サプライヤーは関係ない。我々がチームのためにそれを解決させるということだ。チームにも請求はしていない」

「グランプリを完走できるマシンを供給することは我々の責任だ。我々にかかっている」

またオーストラリアGPでは、燃料ピックアップにも問題があり、ヴァージンは通常よりも多くの燃料で予選を戦う状況となった。

ニック・ワースは、その問題もチームとは関係ないことを明らかにした。

「我々の問題だ。チームの問題ではない」

「現在、我々は燃料のピックアップにせいで特に予選であまり良い仕事ができていない」

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カテゴリー: F1 / ヴァージン