セバスチャン・ベッテル 「ファンがコース上に入ってこないか心配だった」

F1カナダGPの決勝でゲストとしてチェッカーフラッグを担当したカナダ出身のモデル、ウィニー・ハーロウは70周のレースの69周目にフラッグを振ってしまった。
セバスチャン・ベッテルは、レースがまだ終了ではないことはわかっていたが、ファンの中には勘違いしてしまう人もいたのではないかと心配していたと語る。
「ダッシュボードにラップカウントが付いているし、ピットボードでもラップカウントがあるので、僕はもう1周あることはわかっていた」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「驚いて確認したけど、彼らから『ノー、続けろ』と伝えられた」
「その後、誰かがコース上に走ってこないかちょっと心配だった。でも、問題なかったね」
セバスチャン・ベッテルは、レース後半に頻繁にクルマのセッティングを変更しなければならず、気が散っていたと明かす。
「第2スティントでは多くのセンサーのオンとオフを切り替える必要があった。舞台裏で小さな問題が発生していたんだと思う」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「下を見て、かなり多くのセッティングを変更していたので、ある時点は集中してドライビングさせてほしいと言いそうになっていたよ。集中力を保ってギャップを維持するのは簡単ではなかったけど、僕たちはレースをうまくコントールできた」
「第一スティントが重要だった。僕たちはギャップを広げて、燃料をセーブし、タイヤをマネジメントすることができたからね。それが第2スティントでさらに多くのことを管理する助けになった。バルテリ(ボッタス)は終盤にちょっと燃料が尽きていたと思うし。僕たちは燃料をずっとセーブしていたのでそうはならなかったけどね」
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