ジョージ・ラッセル メルセデスF1と「終身契約を結ぶべき」とシュタイナー
ジョージ・ラッセルにはまだ2026年の契約がないが、ギュンター・シュタイナーはメルセデスと新契約を結ぶべきだと支持している。

元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、ジョージ・ラッセルがメルセデスから複数年契約を与えられるべきだと考えており、冗談交じりに「終身契約にすべき」とまで述べた。

ラッセルとキミ・アントネッリはともに来季の契約がない状況だが、メルセデスは両者と新契約を結ぶと見られている。

ハンガリーGPで表彰台を獲得したラッセルは、契約延長について「いつ署名するかの問題であって、するかしないかではない」と語っており、トト・ヴォルフ代表も契約は成立すると断言している。

しかし、ラッセルの将来には一時不透明感が漂っていた。というのも、オーストリアGP前にラッセル自身が、ヴォルフ代表がマックス・フェルスタッペンと話をしていたことを明かしていたためだ。その後、フェルスタッペンはレッドブルに残留する意思を示した。

今季のラッセルは好調で、ルイス・ハミルトンがフェラーリへ移籍した後、ブラックリーを拠点とするチームのリーダーとしてスムーズに役割を担っている。今季6度の表彰台は、マクラーレン勢に次ぐ数字であり、現在の高いパフォーマンスを示している。

ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1

『The Red Flags Podcast』でファンから「複数年契約を結ぶべきか」と問われたシュタイナーはこう答えた。

「彼はそれに値する。いい仕事をしているし、チームをリードしている。ハンガリーでフェラーリが何をしたかも知っているし、エンジニアが何をすべきかも理解している。

私は終身契約を与えるべきだと思う。逃げられないようにね。冗談はさておき、延長すべきだ。いい仕事をしている。

今、もし彼らが世界選手権を狙うなら、ジョージが必要だ。キミは期待通りの結果を出せていない。もちろんキミは1年目だから理解はできる。

だが現時点で、キミやフェルスタッペンと組んでもタイトルは獲れない。2人の優秀なドライバーが必要で、ジョージはその1人だ。彼はいいドライバーで、いい仕事をしている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1