マックス・フェルスタッペン セバスチャン・ベッテルのレッドブルF1入閣を歓迎
マックス・フェルスタッペンは、レッドブルF1でのアドバイザー的な役割でセバスチャン・ベッテルを迎え入れることについて、「歓迎する」と語った。両者はともにF1で4度のワールドチャンピオンに輝いた経歴を持ち、レッドブルでその偉業を達成している。

今週初め、セバスチャン・ベッテルはオーストリアの放送局ORFに対し、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコと、2026年で契約満了を迎えるマルコの後任となる可能性について初期的な話し合いを行っていると明かした。

「僕たちはその件について連絡を取り合っているけど、まだそこまで集中的でも深くもない。でも可能性はある」とベッテルは語った。

「どんな形になるかはまだ分からない。彼(マルコ)はこれまでにも何度か辞めると言っていたけど、今もここにいる。そして、僕は彼がこれからもずっと元気でいてくれることを願っている」

「そして、誰かが彼を単純に"置き換える"ということが目的ではないと思う。でも、誰であれ、彼がこれまでに築いてきたものを受け継ぐことができたら素晴らしいことだよね」

フェルスタッペンは、ベッテルと同様にレッドブルで4連覇を達成しており、今回の話を歓迎する姿勢を示した。

「これだけ多くの実績をレッドブルとともに成し遂げて、レッドブルに育てられた人間であれば、その人のための“居場所”があるというのはごく自然なことだと思う」とフェルスタッペンは今週末のF1オーストリアGPを前にコメントした。

「セブはチームを離れた後もヘルムートととても良好な関係を保っていたと思う。僕は彼らが話していることは知らなかったけど、セブのためのポジションはどんな形であれ、きっと常にあると思う」

マックス・フェルスタッペン レッドブル F1マルコは、2005年にレッドブルがF1に参入して以来、チームの若手ドライバーの育成に携わってきた。

ヘルムート・マルコは2005年のチーム創設当初からレッドブルに関わっており、故ディートリッヒ・マテシッツのアドバイザーを務めた後、ドライバー育成体制の中心的存在となってきた。現在82歳のマルコは、84歳になる2026年の契約終了後についてまだ去就を明確にしていない。

「後継者の話はよくある話題だけど……まあこう言おうか、なりたいという人はたくさんいる」とマルコは今週『Kleine Zeitung』紙に語った。

「この職務に求められる資質は非常に幅広く、非常に高いレベルに設定されている。そして、マーク・マテシッツとチャラーム・ユーヴィッディヤという2人の株主も、自分たちのアイデアを持っている」

「私たちはそのポジションについて具体的に話しているわけではないが、(セバスチャンは)すべてのことを非常に注意深く見ている」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / セバスチャン・ベッテル