ホンダF1 バルセロナで課題検証「スロットル開度でエネルギー運用に大きな差」
ホンダは、今週末に開催されるF1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPでパワーユニットパッケージの課題検証を進める。

ホンダF1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、カタルーニャ・サーキットではドライバーのスロットル操作がエネルギーマネジメントに大きな影響を与えると指摘した。

また、事前シミュレーションで検証してきた内容が実走でどのように再現されるかを見極めることが重要になるとの見通しを示した。

2026年F1世界選手権第7戦バルセロナ・カタルーニャGPが、6月12日(金)からスペインのカタルーニャ・サーキットで開催される。大会初日はフリー走行1回目と2回目、13日(土)にフリー走行3回目と予選、14日(日)に決勝レースが行われる。

アロンソの母国レースに挑むホンダ
バルセロナ・カタルーニャGPは、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソにとって母国レースとなる。折原伸太郎は、ホンダにとっても特別なイベントだと語った。

「バルセロナ・カタルーニャGPはフェルナンド・アロンソ選手の母国レースであり、我々にとっても非常に特別なイベントです」

現在のパフォーマンスは目標とするレベルには達していないと認めつつも、ドライバーたちが最大限の力を発揮できるよう取り組んでいく姿勢を示した。

「もちろん、現状のパフォーマンスは目指しているレベルには達していませんが、ドライバーたちに最大限のパフォーマンスを提供できるよう全力を尽くします」

総合力が試されるカタルーニャ・サーキット
カタルーニャ・サーキットは、高速・中速・低速コーナーをバランスよく備えたレイアウトから、長年にわたりF1のテストコースとして使用されてきた。

折原伸太郎は、このコースがF1カレンダーの多くのサーキットと共通する特徴を持っているため、マシンやパワーユニットの総合力を評価するうえで重要な舞台になると説明した。

「カタルーニャ・サーキットは、F1カレンダーの他のサーキットと共通する特徴を多く備えているため、テスト開催地として使用されています」

「高速・中速コーナーに加え、いくつかの低速セクションが存在し、特に中速から低速コーナーにかけては、総合力の高いPUパッケージが不可欠となります」

ホンダF1 本田技研工業

スロットル開度がエネルギー運用の鍵
2026年レギュレーションでは、エネルギーマネジメントが競争力を左右する重要な要素となっている。

折原伸太郎は、中速および高速コーナーでのスロットル操作がエネルギー運用に大きく影響すると指摘した。

「中速および高速コーナーにおける各ドライバーのスロットル操作も重要なポイントです」

「リフトするか、全開にするのかドライバーやマシンごとに操作が異なると想定していますが、開度によってエネルギーマネジメントに大きく差が出ます」

ホンダはシミュレーション上でさまざまな状況を検証してきたが、今回のバルセロナではそれらの結果が実際のサーキットでどのように再現されるかを重点的に確認する。

「シミュレーションでは様々な状況を検証してきましたが、それが実際のトラックでどう再現されるかを見極めることが重要になります」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / アストンマーティンF1チーム / F1バルセロナ・カタルーニャGP