トヨタ:決勝に向け好ポジション (日本GP予選)
トヨタは、F1日本GP予選で、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ティモ・グロックが8番手だった。
トヨタの気合いが感じられる今週末の日本GP。ティモ・グロックは、プラクティスセッションから速さをみせ、Q1をトップタイムで通過。ヤルノ・トゥルーリもQ2からジワジワとタイムをあげ、最終的に2台共にQ3進出を果たし、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ティモ・グロックが8番手と力強い結果を残した。
ヤルノ・トゥルーリ (7位)
「今週末は、予選とレースの準備をしながら、全体的に我々はかなり良い仕事をしたよ。予選の最初の部分で、少々調整をしなければならなかったけれど、幸いにも、最終的に適切なセットアップができたよ。つまり適切なバランスを見つけて、ペースに乗れたということだ。予選第2セッションでは、私は4番手で、ティモは5番手だった。それは、トヨタが上手くいっていることを示している。第3セッションでは、燃料を積んだ途端に、クルマがアンバランスになり、かなりグリップ力を失ってしまったので、少し不可解だったよ。だから、第3セッションのペースにはあまり満足していないけど、恐らく燃料の量が違っていたことが原因だね。今、我々がやるべきことは、ファンの前で、ここにいる全員にとって喜ばしい結果を獲得することだ。我々は、明日の終わりまで、本当に一生懸命戦わなければならない。」
ティモ・グロック (8位)
「我々は、予選の最終的な結果に満足すべきだと思うよ。アスファルト上に、もっとタイヤのゴムが付着していてほしかったから、朝の雨にはちょっと困ったね。グリップはかなり低かったけど、それでも第1セッションは結構上手くいったよ。私は最も速かったし、本当に調子が良かったんだ。けれど、その後に、重い燃料を積んだ状態で、ソフトタイヤの性能を発揮させるのに手こずり、我々が望んでいた結果にはちょっと及ばなかった。ここのコースには、追い越しができる場所が数箇所あるから、明日何が起こるかを確かめてみないとね。素晴らしいのは、我々には地元の応援があるということだよ。ここにはとても多くのトヨタのファンがいるんだ。そして、両方のクルマがトップ10以内に入っているから、2台揃ってポイントを獲得するチャンスがあるよ。」
パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「2台とも第3セッションに進めなかった昨年と比べて、今年は明らかな進歩を遂げた。全体的に見て、予選のセッションは非常に順調に運んだ。第1セッションと第2セッションの両方では、両ドライバーともに速く、ティモは第1セッションで全体のトップをマークし、ヤルノは第2セッションでトップにコンマ3秒差以内のタイムを出した。それを踏まえると、第3セッションのポジションには少々失望しているが、いつものように、ドライバーたちがどこでピットストップをするかが問題だ。タイヤの状況を考慮すると、明日のレースにおいて、我々は理想的な戦略を持っていると思っている。両方のドライバーは良い仕事をしてくれたから、我々は実力に見合ったところにいる。昨年とは異なり、朝が唯一のウェットコンディションとなった。そして、雨の場合でも、我々には競争力があることが分かった。明日のレースで、我々は地元のファンの前で、今日のポジションをできるだけ生かすことを目指さなければならない。」
新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
「ヤルノ7位、ティモ8位と2台揃ってトップ10グリッドを確保することが出来た。今日は公式練習3回目がウェットコンディションのため、昨日の結果を基にセットアップを決めて予選に臨んだ。車のバランスに少し苦しむところもあったが、チームが順調に対応することで予選第1セッション、第2セッションでは二人のドライバーが昨日に続いてすばらしいパフォーマンスを見せてくれた。それだけに最終予選の結果は、もう少し高いところを狙いたかったため、残念にさえ思える。チームが日本に到着以来、日本の皆さんの応援を全員が肌で感じている。明日のレースはその期待にこたえられるよう、素晴らしいレースをお見せしたい。」
カテゴリー: F1 / トヨタ / F1日本GP
トヨタの気合いが感じられる今週末の日本GP。ティモ・グロックは、プラクティスセッションから速さをみせ、Q1をトップタイムで通過。ヤルノ・トゥルーリもQ2からジワジワとタイムをあげ、最終的に2台共にQ3進出を果たし、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ティモ・グロックが8番手と力強い結果を残した。
ヤルノ・トゥルーリ (7位)
「今週末は、予選とレースの準備をしながら、全体的に我々はかなり良い仕事をしたよ。予選の最初の部分で、少々調整をしなければならなかったけれど、幸いにも、最終的に適切なセットアップができたよ。つまり適切なバランスを見つけて、ペースに乗れたということだ。予選第2セッションでは、私は4番手で、ティモは5番手だった。それは、トヨタが上手くいっていることを示している。第3セッションでは、燃料を積んだ途端に、クルマがアンバランスになり、かなりグリップ力を失ってしまったので、少し不可解だったよ。だから、第3セッションのペースにはあまり満足していないけど、恐らく燃料の量が違っていたことが原因だね。今、我々がやるべきことは、ファンの前で、ここにいる全員にとって喜ばしい結果を獲得することだ。我々は、明日の終わりまで、本当に一生懸命戦わなければならない。」
ティモ・グロック (8位)
「我々は、予選の最終的な結果に満足すべきだと思うよ。アスファルト上に、もっとタイヤのゴムが付着していてほしかったから、朝の雨にはちょっと困ったね。グリップはかなり低かったけど、それでも第1セッションは結構上手くいったよ。私は最も速かったし、本当に調子が良かったんだ。けれど、その後に、重い燃料を積んだ状態で、ソフトタイヤの性能を発揮させるのに手こずり、我々が望んでいた結果にはちょっと及ばなかった。ここのコースには、追い越しができる場所が数箇所あるから、明日何が起こるかを確かめてみないとね。素晴らしいのは、我々には地元の応援があるということだよ。ここにはとても多くのトヨタのファンがいるんだ。そして、両方のクルマがトップ10以内に入っているから、2台揃ってポイントを獲得するチャンスがあるよ。」
パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「2台とも第3セッションに進めなかった昨年と比べて、今年は明らかな進歩を遂げた。全体的に見て、予選のセッションは非常に順調に運んだ。第1セッションと第2セッションの両方では、両ドライバーともに速く、ティモは第1セッションで全体のトップをマークし、ヤルノは第2セッションでトップにコンマ3秒差以内のタイムを出した。それを踏まえると、第3セッションのポジションには少々失望しているが、いつものように、ドライバーたちがどこでピットストップをするかが問題だ。タイヤの状況を考慮すると、明日のレースにおいて、我々は理想的な戦略を持っていると思っている。両方のドライバーは良い仕事をしてくれたから、我々は実力に見合ったところにいる。昨年とは異なり、朝が唯一のウェットコンディションとなった。そして、雨の場合でも、我々には競争力があることが分かった。明日のレースで、我々は地元のファンの前で、今日のポジションをできるだけ生かすことを目指さなければならない。」
新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
「ヤルノ7位、ティモ8位と2台揃ってトップ10グリッドを確保することが出来た。今日は公式練習3回目がウェットコンディションのため、昨日の結果を基にセットアップを決めて予選に臨んだ。車のバランスに少し苦しむところもあったが、チームが順調に対応することで予選第1セッション、第2セッションでは二人のドライバーが昨日に続いてすばらしいパフォーマンスを見せてくれた。それだけに最終予選の結果は、もう少し高いところを狙いたかったため、残念にさえ思える。チームが日本に到着以来、日本の皆さんの応援を全員が肌で感じている。明日のレースはその期待にこたえられるよう、素晴らしいレースをお見せしたい。」
カテゴリー: F1 / トヨタ / F1日本GP