マクラーレンF1 中国GPダブルDNSの原因 別々の電気系トラブルが同時発生

上海インターナショナル・サーキットのグリッドでは、ピアストリが5番手、ノリスが6番手からスタートする予定だったが、両車ともパワーユニットの電気系トラブルが発覚し、レースに参加できなかった。
チームによると、2件のトラブルは互いに関連のない別々の問題だったという。
まずランド・ノリスのマシンでは、レース前の「通常の準備作業」の段階で電気系の問題が発覚。ガレージから出る前の段階で不具合が確認され、メルセデスHPPと協力して修復を試みたものの解決できず、ノリスはグリッドに向かうことすらできなかった。
一方のオスカー・ピアストリはグリッドに並んだものの、そこで別の電気系トラブルが判明。問題を解決できなかったためマシンはガレージへ戻され、決勝への参加は不可能となった。

ステラ「両方のPUで別々の電気系トラブルが発生」
マクラーレンF1チーム代表アンドレア・ステラは、今回の異例のDNSについて次のように説明した。
「我々はレースをするためにここに来ている。しかし今日は両方のパワーユニットに別々の電気系トラブルが発生したため、レースをする状況にすらなかった。チーム、ドライバー、技術パートナー、商業パートナー、そしてファンにとっても非常に苛立たしく、失望する結果だ」
「土曜日の予選からレース前のガレージでの始動まで、状況は何も変わっていなかった。しかしランドのマシンをガレージから出そうと準備していた際に、パワーユニットの電気系トラブルが発見された」
「我々はメルセデスHPPとともに修復を試みたが解決できず、彼にとってキャリア初となるグランプリ欠場という結果になった」
「その後、グリッド上でオスカーのパワーユニットにも別の電気系トラブルが見つかり、解決できなかったためガレージへ戻す必要があった」
「両方のパワーユニットで同時に別々の電気系トラブルが発生したように見える。極めて不運な偶然だったが、その結果として今日はどちらのマシンもレースをスタートさせることができなかった」
今回の撤退は、マクラーレンが決勝スタート前に2台ともレースを断念するケースとしては20年以上ぶりの出来事となった。チームは今後、メルセデスHPPと共同で原因の詳細な調査を進めるとしている。
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