トロ・ロッソ F1 マレーシアGP
トロ・ロッソは、F1マレーシアGPでハイメ・アルグエルスアリが9位、セバスチャン・ブエミは11位だった。

ハイメ・アルグエルスアリ (9位)
「今日はポイントを獲得できて本当に満足している。シーズンのこの段階でポイント獲得が成し遂げられるとは思っていなかった。このリザルトは、チームの全員の努力のおかげだと思っている。心から感謝したい。一歩一歩、パフォーマンス向上に努めてきたが、今週末は知らないコースだということもあって、本当に厳しかった。今回のレースでは、特に他の選手との戦いを楽しむことができた。先週末のメルボルンで、ミハエル(シューマッハ)からレースの技を少し学ぶことができたからだと思う。終盤はソフトタイヤだったので、タイヤが持つかどうかがちょっと心配だったが、性能の落ちはなかった。とても満足しているし、これまでよりも自信を持って今後のレースに臨めると思う」

セバスチャン・ブエミ (11位)
「今回のレースは不調だった。スタートはかなり良かったが、小林との接触で1周目にフロントウィングにダメージを負ってしまった。それが原因で、その後はグリップが弱くなり、アンダーステアがひどくなった。ダメージを負ったウィングのままでレースのほとんどを走りきったが、ウィング交換後はとても良いラップタイムを記録することができた。でも、その時点では遅すぎた。いずれにしても、1ストップ戦略は成功しなかった。どちらのスティントもオプションタイヤだったからね。前の2戦は全体的に不調だったが、今週末はクルマもチームも一歩前進しているので、上海には期待できると思う。F1初のポイント獲得を達成したハイメにおめでとうと言いたい」

フランツ・トスト
「レッドブルにとってはとても良い週末になった。4台のうちの3台がポイントを獲得した。レッドブル・レーシングは、1−2フィニッシュに値する見事な戦いぶりだった。我々も今シーズン初のポイント獲得を成し遂げることができてとても嬉しい。F1で初めて2ポイントを獲得したアルグエルスアリは良くやったと思う。ハイメはレースの度に腕を上げている。スタートも良く、レースも素晴らしかった。ポジションを守るだけではなく、大胆なオーバーテイクを仕掛けていた。終盤はタイヤやエンジンをいたわりながら状況に対処し、優れたパフォーマンスを見せた。ブエミもスタートは悪くなかったが、オープニングラップのターン2で運悪く小林と接触し、ノーズとフロントウィングのエンドプレートにダメージを負った。その直後にひどいアンダーステアを訴えていたので、1回目のピットストップを前倒しにした。しかし、ノーズ交換の時間を計算するとポジションを落としすぎてしまうことが分かったので、その時は交換せず、早めに2回目のピットストップを行い、ノーズを交換した。その後はラップタイムも伸びて、彼は11位でフィニッシュした。ドライバーたちもどんどん良くなっているし、チームもとても良い仕事をしているので、中国には期待している。上海でもポイント獲得を目指す」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / F1マレーシアGP