スーパーフォーミュラ ツインリンクもでぎ
ツインリンクもてぎで行われたスーパーフォーミュラ第4戦の予選は、ドライ路面で開始されたが、すぐに雨で路面はウェット状態となり、大波乱の展開に。Q1終了後は、さらに雷を伴う雨が強さを増し、Q2,Q3は翌日順延が決定された。

Q1終了時点では、ニック・キャシディ(KONDO RACING)と山下 健太(KONDO RACING)のルーキー2人が暫定トップ2。3番手に小林 可夢偉(KCMG)がつけている。

8月19日(土)前夜は雨が降ったものの、午前中のフリー走行はドライコンディションで実施。昼には太陽も顔を見せたが、スーパーフォーミュラの予選が行われる午後3時が近づくにつれ、空は一気に黒い雲に覆われ、雷鳴も聞こえる状況に。気温25度、路面温度29度というコンディションだったが、セッション開始4分前にはコースの一部で雨がぱらつき始め、ウェット宣言が出された。

それでも各車路面が濡れる前にと全車ソフトタイヤを装着してピットロードに並び、午後3時のQ1開始と共にコースイン。しかし、タイヤを暖め、本格的なアタックに入る前に雨脚は強まり、一気に路面はウェットコンディションに。それ以上のタイムアップは図れないと判断したチームからレインタイヤに交換し再アタックに向かった。

しかし、更に強まる雨脚で、コース上は走る車両から水煙が高々と舞い上がるような状況となり、レインタイヤでもタイムアップはならず。最初のアタックのタイムでほぼQ1の順位は決定。石浦 宏明(P.MU / CERUMO ・ INGING)が17番手、国本 雄資(P.MU / CERUMO ・ INGING)が18番手、大嶋 和也(SUNOCO TEAM LEMANS)が19番手でQ1を終えることとなってしまい、ここ2年のチャンピオン、チャンピオンチームの2台がQ1落ちするという大波乱のセッションとなってしまった。

Q1終了後、更に雲は厚さを増すと共に雨脚は更に強まり、まるで夜のような暗さに。視界不良のため、Q2、Q3を含むこの日の残りの走行は全てキャンセルとなり、Q2とQ3は明日20日(日)のフリー走行を10分間に短縮し、その後、9時20分から行われることが決定した。

関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ 予選:雷雨によりQ1のみで終了

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ