スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース2
5月28日(日)、岡山県美作市の岡山国際サーキットにて、2017全日本スーパーフォーミュラ権シリーズ第2戦のRace2が開催された。

岡山国際サーキットの上空は快晴となり、強い日差しが照りつけて気温と路面温度は上昇した。今大会は2レース制で、本日午前9時20分からはRace2の公式予選がノックアウト方式で行われた。

まずQ1では、#15ピエール・ガスリー(チーム無限)が7位、#41伊沢拓也(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)が8位、#64中嶋大祐(ティーシーエス・ナカジマ・レーシング)が9位につけて、10位までが出走できるQ2へ進出した。そのQ2の結果、ガスリーが5番手、伊沢が7番手、中嶋が10番手のスターティンググリッドについた。

続く決勝レースでは、51周の間に4輪のタイヤ交換が義務づけられており、そのタイミングについて各チームの戦略が分かれることとなった。午後2時28分、決勝のスタートが切られた。5番手スタートのガスリーは好スタートを決めて順位を上げようとしたが、1コーナーに向けて並びかけた先行のマシンに進路を阻まれる形でコースからはみ出し、逆に順位を落としてしまう。ここでガスリーは1周目にピットインし、タイヤ交換義務を果たす作戦を選んだ。

ガスリー以外にもレース序盤でタイヤ交換を行ったマシンが続いたが、逆にタイヤ交換を遅らせる戦略をとった#16山本尚貴(チーム無限)は、予選でスピンを喫して最後尾スタートだったにもかかわらず、5周目には6番手、6周目には5番手まで順位を上げた。

一方、タイヤ交換を序盤に済ませたの中では伊沢が健闘、10番手につけて周回を重ねる。タイヤ交換を遅らせた山本は、4番手に上がった31周目にピットインを行ったが、そこまで集団につかまらずによいペースで走ることができていたため、9番手でレースに復帰することができた。

首位を走る以外がタイヤ交換を済ませていた35周目の段階では、伊沢が5番手、ガスリーが8番手、山本が9番手につけていた。ところが、レースも終盤にさしかかろうという38周目、それまで快調に走行していた伊沢が第2コーナーでコースアウト、レースを終えてた。

これを機にセーフティーカーが入り、全車隊列を組んでの走行となったが、残り9周となる43周目でレースが再開された。しかし、その後の周回では順位が変わることはなく、ガスリーが初入賞となる7位、山本が11台抜きとなる8位でフィニッシュし、シリーズ第2戦を終えた。

ピエール・ガスリー (#15 チーム無限)


スタートは非常に上手くいき、コースのアウト側から前へ抜け出そうとしたのですが、前の選手がこちらをよく見ていなかったようで、コースの外に押し出される形になってしまいました。ランオフエリアの芝生まではみ出たので、タイヤが草を拾ってしまい、その影響でポジションを落としてしまいました。それで、1周目でタイヤ交換を済ます決断を下しました。コースに復帰してからはマシンをプッシュし、ブレーキングでも頑張りましたが順位を上げるのは難しかったです。タイヤはレースの半ばくらいでグリップが落ち始めましたが、それほど問題にはなりませんでした。結局7位でフィニッシュして、初めて選手権ポイントが取れましたが、もっとマシンを速くして富士ではさらに良い結果を残すつもりです。

山本尚貴 (#16 チーム無限)

予選結果から考えるとベストを尽くせたレースだと思います。予選では赤旗が出て、タイムアタックのタイミングを失ったうえ、その後でタイヤが十分温まっていないときに無理したせいか、スピンをして最下位になってしましました。決勝レースでは、当初2周目にタイヤ交換しようと考えていましたが、多くの選手が1周目、2周目にピットインしたので、僕は逆を行こうとステイアウトすることにしました。その結果、前にマシンがいない状態で自分のペースを守って走れて、順位を上げられたので大正解でした。
最後尾スタートでしたが、0.5点とはいえポイントを獲れたし、チームとしても2台入賞できたので良かったです。僕らが今までやってきたことを信じて、次の富士に向かいます。

佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)

今日は上位を狙えるかなという手応えがあったんですが、赤旗の影響で思うようなアタックができない選手もいて、予選は残念な結果になってしまいました。決勝レースは、このコースではやはり予選ポジションとスタートが良くないと難しくなってしまうなという展開でした。それでも苦しいレースの中、ガスリー選手はうまくレースをまとめて7位、山本選手はタイヤ交換を引っ張って、集団に引っかからないところを走るという戦略をとり8位に入賞してポイントを獲得しました。これはチーム無限のチーム力だったと思います。第3戦の富士へ向けては、エンジンのマッピングの見直しなどの対応を行って、よりよい結果を目指します。

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カテゴリー: スーパーフォーミュラ | ホンダF1