スーパーアグリ、バルセロナテスト不参加は財政難が原因か(画像)
スーパーアグリは、今週のバルセロナでのテストへ参加しないことを発表した。

「スーパーアグリF1チームは、我々にはどうしようもない状況のため、今週のバルセロナテストには参加しません」とのチームの声明が月曜日に確認された。

スーパーアグリは当初、今週19日のバルセロナ合同テストで2008年シーズンのF1参戦マシン「SA08」を発表する予定だった。しかし、これは先週取り消された。その代わりに、チーム代表の鈴木亜久里とテクニカルディレクターのマーク・プレストンがメディアへの質疑応答を約束していたが、これもキャンセルとなった。

「我々は、来週のカタロニアサーキットのテストに2台のクルマで参加する予定です。明日Q&Aに出席する予定だったメディアの方々には謝罪したい。」とチームは述べている。

これまでスーパーアグリが2008年でまともなテストを行ったのは先週のヘレスのみ。そのテストも2007年の暫定マシンで行われ、チームはまだ2008年型のマシンを試していない。ホンダの昨年型マシンをベースとすることが公然の事実となっているスーパーアグリにとって、今週のテスト不参加は、さらなる打撃となるだろう。

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カテゴリー: F1 / スーパーアグリ