ジャック・ヴィルヌーヴ ザウバーF1チームは「努力さえしていない」と痛烈批判
ザウバーは、2024年のF1グリッドで唯一、まだポイントを獲得していないチームである。スイスに拠点を置くこのチームは、ドライバーのバルテリ・ボッタスと周冠宇が予選でそれぞれ19位と20位になることが多く、決勝でもかなり下位でフィニッシュすることが多い。
シーズン当初はかなり競争力があったものの、ピットストップのトラブルにより、ボッタスがポイントを獲得するチャンスは何度も阻まれた。
開発競争が進むにつれ、ザウバーはグリッドの最後尾まで転落し、アルピーヌやウィリアムズから大きく遅れをとった。
2026年からはアウディがザウバーF1チームを引き継ぎ、本格的なワークスチームとなる。
しかし、かつてBMW時代の同チームでレースをしていたヴィルヌーヴは、アゼルバイジャンGPを前にして、彼らを批判するのに遠慮はしなかった。
「ザウバーの面白いところは、予選でもレースでもほぼ毎回最後尾にいることだ。しかし、タイムを見るとグリッドは非常に接近しており、ポールポジションから1秒、あるいは1秒半しか離れていない」
「つまり、F1カーが悪いわけではない。他のチームと比較しただけだ。1990年代なら、最後尾のドライバーでも5秒遅れなら満足していただろう」
「しかし、彼らはアウディが台頭するまで生き残っているだけだ。彼らは車にそれほど力を入れていないように見える」
「彼らはそれほど競争力を高めようともしていないので、それについて語ることはあまりない」
かつてBMWザウバーに所属していたジャック・ヴィルヌーヴ。ザウバーは2025年のF1ドライバーラインナップをまだ決定していない。
ニコ・ヒュルケンベルグは今年初めに発表されたが、アウディの新ボスであるマティア・ビノットは選択肢を検討中だ。
ボッタスは依然として彼らにとって明確な選択肢であり、一方でマクラーレンのジュニアであるガブリエル・ボルトレトを検討していると報じられている。
ボルトレトは2024年シーズン最終戦を残してフォーミュラ2のドライバーズランキング首位に立っている。
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