小林可夢偉 ザウバー F1カナダGP 予選
ザウバーは、F1カナダGP予選でペドロ・デ・ラ・ロサが17番手、小林可夢偉が18番手だった。

小林可夢偉 (18番手)
「非常にハードな週末になっています。僕たちのパフォーマンスは、前回のトルコGPほどはありません。今日はタイヤのウオームアップが大きな問題でした。タイヤをうまく働かせることができず、クルマのポテンシャルを使い切ることができませんでした。それに予選最後のアタックではトラフィックにもひっかかってしまいました。厳しい予選になると予想していましたが、ここまでのものとは思っていませんでした。ただ明日は決勝レースですし、ポジションを上げるチャンスがあること期待しています」

ペドロ・デ・ラ・ロサ (17番手)
「予選前から難しくなることはわかっていた。かなりのローダウンフォースレベルでクルマを走らせたのは初めてだし、あまり僕たちには合っていなかった。至る所でスライドしていたし、それがタイヤがうまく働かなかった理由だ。まったくグリップがなったし、さらにブレーキの加熱に難題を抱えていた。明日のレースはタイヤ戦略面で何ができるか考えなければならないし、セーフティカーの状況から利益を得るために備えなければならない」

ペーター・ザウバー:チーム代表
「今週末は初日から難しい状況が続き、今日もクルマのポテンシャルを使い切れなかった」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「非常に残念な予選になった。もう少しいい結果が手に出来たかもしれないが、Q3には到底届かなかっただろう。Q1では可夢偉は最後のアタックで他のクルマにひっかかり、彼のポジションを上げる事ができなかった。ドライバーふたりともグリップ不足に見舞われていた。今朝のフリー走行と午後の予選ではクルマのバランスもかなり変わってしまい、予選中にクルマのバランスを変えなければいけない必要もあった。ともかくこの結果は本来のチームがいるべき位置とは遠いものだ。明日の決勝レースはベストを尽くして、とにかくクリーンにレースを運び、最適な戦略で2台ともチェッカーに運びたい」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1カナダGP