エイドリアン・ニューウェイ ホンダF1のPUに皮肉「80馬力不足」発言の波紋
2026年F1開幕を目前に控え、アストンマーティンが深刻な信頼性問題に直面している。ホンダとのワークス体制初年度として期待を集めたが、バーレーンテストでは走行距離を十分に重ねることができず、開幕戦オーストラリアGPに向けても状況は不透明だ。

テストではバッテリー系統のトラブルが頻発し、エイドリアン・ニューウェイがホンダ製パワーユニットに対し皮肉を交えた発言を行ったと伝えられている。

ホンダPUの“80馬力不足”を巡る皮肉
報道によれば、ニューウェイはホンダの新型V6エンジンがバッテリー充電時に十分な出力を発揮できていない点について「80馬力不足している」と皮肉を込めて言及したという。充電時に出力が大きく削がれる構造が、パフォーマンスとエネルギー回生効率の両面に影響していると見られている。

ホンダ側は、バーレーンで発生したトラブルの原因について、V6内燃エンジンの振動が想定以上に大きく、テストベンチでは検出されなかった振動がバッテリーにダメージを与えたと説明している。現在は急ピッチで対策を進めている状況だ。

開幕戦での完走可否すら不透明
アストンマーティンは、バーレーンでの3日間テストを2回行ったものの、全チーム中最少周回数にとどまった。十分なロングランデータを得られなかったため、AMR26の真のパフォーマンスレベルも把握できていない。

一部では、107%ルールを満たせない可能性や、決勝で最低周回数のみ走行してリタイアする案が検討されているとの報道もあった。ただし別の報道では、ホンダ側がデータ取得を強く求めており、早期撤退は現実的ではないとも伝えられている。

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダF1

ニューウェイとホンダの緊張関係
ニューウェイは2025年3月にマネージング・テクニカル・パートナーとして加入。到着直後から自身のコンセプト導入を進め、ホンダ側にも大幅な設計変更を求めたとされる。

しかし、バルセロナのシェイクダウンでも準備は遅れ、バーレーンでは信頼性問題が噴出。さらにマシン自体もグリップ不足やダウンフォース不足が指摘されており、問題はパワーユニットだけにとどまらない可能性もある。

2026年の新レギュレーションは、ホンダとのファクトリーパートナーシップを軸にアストンマーティンが頂点を目指すための転換点となるはずだった。しかし開幕前の現実は厳しく、メルボルンではまず「完走できるか」が最大の焦点となりそうだ。

Source: F1 OVERSTEER

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / アストンマーティンF1チーム