小林可夢偉 F1中国GP 予選
ザウバーは、F1中国GP予選で、小林可夢偉が15番手、ペドロ・デ・ラ・ロサが17番手だった。

小林可夢偉 (15番手)
「個人的には最後のアタックラップには満足しています。トラフィックにひっかかることもなく、自分のベストを尽くせたし、いま持っている力を出し切れたと思います。もちろんマシンのパフォーマンスとしてはまだ改善しなければならないところもありますが、それはこれからきちんと改善していきます。全体的にみるとまだグリップが充分ではないし、ブレーキング時の安定性もパーフェクトではないです。それに僕のクルマはアンダーステアになりやすい。ただ、明日のレースをすごく楽しみにしていますし、とにかくレースを完走したいんです。明日は降水確率が高いので、レースは面白くなるだろうと思います。雨の中では視界がいつも問題にはなりますが、僕はウエットコンディションを走るのはすごく好きなので楽しみにしています」

ペドロ・デ・ラ・ロサ (17番手)
「ソフトタイヤで出ていったQ2の最初は良くなかったけど、最後のラップはターン14まではミスもなくとても良かった。リアがロックさせてしまい、ほぼコンマ5秒は失った。もう2つ上でフィニッシュできたかもしれないけど、それ以上は無理だった。クルマのバランスは良かったので、不満はないよ。新しいリアウイングはテストを続けたかったので、予選では使わなかった」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「非常に難しくてタイム差がない予選だった。ドライバーのふたりとも限界までプッシュしてくれた。新品タイヤでいいラップを走る事が必要だと分かっていたが、それ以上にトラフィックに引っかかることにないタイミングで送り出す事もできた。ペドロはたぶん10分の数秒タイムを削れたと思うが、ヘアピンのブレーキングでタイヤをロックさせてしまったし、可夢偉ももしかしたらコンマ数秒稼ぐことができたかもしれない。いくつか前のグリッドを手にするポテンシャルがあったとは思うが、我々のチームはまだQ3に進めるほどのポジションにはいない。ただタイム差は非常に少ないし、あとは明日の天気がどうなるか。我々はグリッド中団にいるのだから、どんな可能性だってある」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1中国GP