ザウバー F1 フレデリック・バスール
ザウバーは、元ルノーのフレデリック・バスールがチーム代表に就任することを発表した。

ザウバーは先月、長年チーム代表を務めてきたモニシャ・カルテンボーンが“将来に対する異なる見解”により辞任したことを電撃発表。チーム代表不在のままF1アゼルバイジャンGPとF1オーストリアGPを迎えていた。

フレデリック・バスールの名前は、モニシャ・カルテンボーンの辞任直後から後任候補として挙げられていた。

フレデリック・バスールは、F1イギリスGP後の来週の月曜日にザウバーのチームプリンシパルとしての仕事を開始する。

ザウバー・ホールディングスの会長パスカル・ピッチは「フレデリック・バスールのトップレベルの国際モータースポーツにおける長く成功したキャリア自体が物語っており、我々はザウバーに彼を迎え入れることを楽しみにしている」と述べた。

フレデリック・バスールは、2016年にルノーがワークスチームとして参戦した際にレーシングディレクターに就任。その後チームプリンシパルに就任したが、2017年シーズン前に“経営陣と意見の相違”によりチームを離脱していた。

フレデリック・バスールは、ザウバーのチームプリンシパルの役割とともに、ザウバー・モータースポーツAGのマネージングディレクター兼CEOにも任命された。

「ザウバー・モータースポーツAGに加わることを非常に誇りに思っている。同社の株主の私に対する信頼に感謝したい」とフレデリック・バスールはコメント。

「ヒンウィルの施設、そして、従業員の才能と野心に感銘を受けており、私の経験と決意をもってチームを補完し、彼らが行っている全てにおいて全員を正しい方向へと推進していくことを心から楽しみにしている」

「我々全員が一体となれば野心的な目標を達成できると確信している。我々のドライバー、エンジニア、スタッフ全員との仕事を開始することが待ち切れない」

「彼らの発展における次の重要なフェーズに貢献していきたい」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム