F1オーストラリアGP FP3展開:ラッセル最速 アントネッリ大クラッシュ

バリア修復で開始遅延 セッションは不安定な立ち上がり
フリー走行3回目は、F3での大きなクラッシュによるバリア修復の影響で開始が遅れた。アルバートパークは仮設サーキットのため、セッション序盤は路面グリップが低く、各チームは慎重に走行を開始する形となった。
多くのマシンがガレージで様子を見ながらタイミングを待つ展開となり、コース上は断続的にトラフィックが発生。序盤はタイムよりもセットアップ確認とデータ収集が優先された。
サインツがストップ ウィリアムズに信頼性問題
セッション開始直後にはカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)がパワーユニット系トラブルとみられる問題でコース脇にマシンを止め、バーチャルセーフティカーが導入された。
ウィリアムズは前日から信頼性問題に悩まされており、この停止によってセッションは赤旗中断へ。序盤からチームにとって厳しい状況となった。
トップ争いは大混戦 ピアストリやハミルトンがタイム更新
セッションが再開されるとタイムは一気に更新されていく。ルイス・ハミルトンが1分20秒176を記録してトップに立ち、フェラーリの速さを示した。
その後、地元オーストラリアのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が古いソフトタイヤながらさらに上回るタイムを記録。トップ争いはフェラーリ、マクラーレン、メルセデスが拮抗する展開となった。
アントネッリが大クラッシュ メルセデスに衝撃
しかし終盤、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がターン2で縁石を踏みすぎたことでリアを失い、ウォールに激突。大きなクラッシュとなり赤旗が掲示された。
ドライバー本人は無事にマシンを降りたものの、マシン後部は大きく損傷。予選までの短い時間での修復は難しい可能性もあり、メルセデスにとって大きな懸念材料となった。
再開後のアタック合戦 ラッセルが圧巻のトップタイム
残り数分でセッションは再開され、各ドライバーはほぼ1回限りのアタックへ。
その中でジョージ・ラッセルが圧巻のラップを記録しトップに浮上。ルイス・ハミルトンを0.6秒以上上回る圧倒的なタイムで、ポールポジション争いの最有力候補として存在感を示した。
予選は四強対決の様相 接戦のポール争いへ
最終結果はラッセルがトップ、2番手ハミルトン、3番手ルクレール、4番手ピアストリ、5番手アイザック・ハジャー。
フェラーリ、メルセデス、マクラーレンの3チームに加え、レッドブル勢も僅差に控えており、2026年シーズン最初の予選は混戦となる可能性が高い。
メルセデスの速さが際立つ一方で、フェラーリとマクラーレンも十分に対抗できるペースを示しており、ポールポジション争いは最後まで目が離せない展開となりそうだ。

2026年 F1オーストラリアGP FP3結果
1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分19秒827(22周)2.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分19秒696(22周)
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分19秒827(19周)
4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分20秒087(17周)
5.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) - 1分20秒137(14周)
6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) - 1分20秒197(14周)
7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分20秒324(18周)
8.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分20秒443(22周)
9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) - 1分20秒459(18周)
10.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) - 1分20秒778(17周)
11.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) - 1分20秒838(15周)
12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) - 1分20秒890(13周)
13.エステバン・オコン(ハースF1チーム) - 1分20秒983(18周)
14.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) - 1分21秒067(22周)
15.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分21秒071(25周)
16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) - 1分21秒413(21周)
17.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分21秒664(16周)
18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) - 1分22秒720(19周)
19.バルテリ・ボッタス(キャデラック) - 1分23秒514(12周)
20.セルジオ・ペレス(キャデラック) - 1分24秒397(20周)
21.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 計測なし(1周)
22.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 計測なし(0周)
カテゴリー: F1 / F1オーストラリアGP
