ザウバー
ザウバーに新たな財政危機が報じられている。

ザウバーは、ロシアとの契約が完了するのを待っており、負債はサプライヤーへの未払いの請求3500万ユーロ(約45億円)を含む、総額8000万ユーロ(約102億円)に上ると Bild am Sonntag は報道。

ザウバーは、フェラーリからエンジン使用料である900万ユーロ(約11億6,000万円)を支払えなければ供給を中止することを迫られているとされているが、それに加えてピレリのタイヤ使用料も支払っていないと同紙は報道。

ニコ・ヒュルケンベルグが給与の支払いを待っていることはすでに知られているが、同紙はエステバン・グティエレスも支払いを受けていないという。

さらに2012年にドライバーを務めた小林可夢偉も250万ユーロ(約3億2000万円)の支払いをまだ受けていないという。

ロシアの救済契約は、2014年のセルゲイ・シロトキンのF1デビューが鍵になっているようだ。2014年にセルゲイ・シロトキンがF1デビュー出来ない場合、ロシアとの契約は全てご破算になるともされている。

同紙は、ザウバーが“プランB"を考慮する必要があるかもしれないと報道。

元フォース・インディアとHRTとチーム代表を務めたコリン・コレスが、ザウバーの株式のためにスポンサーとともに準備しているとされている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / ピレリ