アストンマーティン・ホンダF1 ニューウェイは改善に自信「Q2進出は可能」

一方、フェルナンド・アロンソはスプリントでセルジオ・ペレスとの接触に巻き込まれて20位に終わり、予選でもQ1敗退を喫して22番手。苦境が続く中でも、チームは今季後半の巻き返しに向けた開発を着実に進めている。
アロンソは厳しい土曜日に
フェルナンド・アロンソにとって、シルバーストンでの土曜日は思い通りに進まない一日となった。
スプリントではスタート直後にポジションを維持していたものの、3コーナーでセルジオ・ペレスに追突されてフロントウイングを損傷。レースの大半を苦しいペースで走ることになり、20位でフィニッシュした。
ペレスはレース後、この接触について自ら非を認めている。
「追い越そうとした時に強い追い風が吹いていた。ブレーキングでタイヤをロックさせて少し接触してしまい、僕のフロントウイングも壊れてしまった」
その後の予選でも状況は改善しなかった。アロンソはQ1最後のアタックで最終セクター、特に最終コーナーのクラブでタイムを失い、チームメイトのランス・ストロールに0.025秒届かなかった。
これでアロンソはバルセロナGPに続いて再びストロールとの直接対決で敗れ、Q1敗退。エステバン・オコン、バルテリ・ボッタス、フランコ・コラピント、セルジオ・ペレスとともに最初のノックアウト組となり、決勝は22番手最後尾からスタートする。

ニューウェイが描く反撃シナリオ
苦戦が続くアストンマーティンだが、エイドリアン・ニューウェイは開発計画への自信を失っていない。
ニューウェイは、オーストラリアGP後に早い段階で開発方針を見直した理由を改めて説明した。
「オーストラリアの後に決断した。このまま小さなアップデートを持ち込んでもポイント争いはできないと判断した。プレッシャーを取り除き、体制を立て直して、それぞれを正しい場所に配置することを優先した」
そして、ハンガリーGPで投入予定の空力アップグレードとホンダの進化版パワーユニットによって前進できると考えている。
「通常レベルのアップグレードを投入する予定で、それをホンダの進化版パワーユニットと組み合わせる。ポイント争いができる位置まで近づけることを期待している。トップ10に入れるとは思わないが、Q2へ進出し、そこから順位を上げていけるようになるはずだ」
アストンマーティン・ホンダF1はシルバーストンで再び厳しい現実を突きつけられたが、チームはハンガリーGPを今季後半の反攻への重要な転機と位置付けている。ニューウェイが描く開発計画が実を結び、まずはQ2進出を安定して争える戦闘力を取り戻せるかが注目される。
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