小林可夢偉 F1ドイツGP
ザウバーは、F1ドイツGPの決勝レースで、小林可夢偉が9位、セルジオ・ペレスが11位だった。

小林可夢偉 (9位)
「スタートはよかったし、1周目の最初の数コーナーでいくつかポジションを上げることができました。これがよかったです。17番グリッドからスタートして、1周目には12番手にまで上げましたから。でも、そこからは僕たちのペースがなくて難しかったです。チームの素晴らしい仕事に感謝しています」

「レース中に2台のウイリアムズをオーバーテイクすることができましたが、ミハエル(シューマッハ)を抜くのは不可能でした。とにかく彼は直線で本当に速かったです。ともかく昨日の悪い予選のあとポイントをとることができて嬉しいです。次のレースでは僕たちがもっといいパフォーマンスが発揮できることを期待しています」

セルジオ・ペレス (11位)
「まったく満足はしていない。グリッドポジションを考えれば、今日ポイントを獲るのが難しいことはわかっていたけど、可夢偉はそれが可能だったことを示した。8周目にミスをしてしまたので自分自身に腹が立っている。コースオフして芝生に乗ってしまった。それが早めにピットインしてタイヤを交換しなければならなかった理由だ。そこから少しはリカバーできたけど、目標であるポイントには十分ではなかった。今は次のレースは数日後なので楽しみにしている」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「今週末の流れは我々にとって決してよくなかったが、ともかくレースでポイントを獲得できたのがよかった。可夢偉が素晴らしいレースをしてくれた。スタートはトリッキーな路面コンディションだったが、彼はタイヤをうまく使ってくれたし、さらにレースもうまくコントロールして、最後はビタリー・ペトロフからポジションを守ってくれた。9位は上々の結果だ。セルジオもコンペティティブだった。しかしレース序盤にスピンをしてポジションを落としてしまった。そのあとかなり長いスティントをソフトタイヤで走り、入賞まであと一歩の11位でフィニッシュした。全体としてポイントをすくい上げることができたのはよかったが、次のレースで、我々本来のパフォーマンスを発揮するためにやらなければならないことがある」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1ドイツGP