マクラーレンF1 電気系トラブルでダブルDNSの悪夢 「次は必ず立て直す」

ノリスはピットレーンからのスタートを目指して修復作業が行われたが、電気系トラブルは解消できず出走を断念。さらにピアストリもグリッドに並んだ後、別の電気系トラブルによりピットへ戻され、そのままスタートできなかった。両車とも異なる原因によるトラブルで、チームにとっては痛恨のダブルDNSとなった。
ステラ「極めて失望している」
チーム代表のアンドレア・ステラは、週末の結果を厳しく受け止めた。
「F1のレース週末は、トラックサイドとウォーキングのファクトリーの両方で多くのチームメンバーの努力とエネルギーによって成り立っている。さらに技術的・商業的パートナー、そして早朝や深夜に応援してくれる素晴らしいファンの支えもある」とステラはコメント。
「我々はレースをするためにここに来ている。しかし今日は2台とも異なる電気系トラブルにより出走することができなかった。これはチーム、ドライバー、パートナー、そしてファンにとって極めてフラストレーションが大きく、失望する結果だ。我々はこのことを謝罪し、鈴鹿ではチーム一丸となって立て直す」
「土曜日の予選からレース前の始動まで何も変わっていなかったが、ノリスのマシンはガレージを出る準備の段階で電気系の問題が発生した。メルセデスHPPとともに修復を試みたが、解決には至らなかった」
「その後、グリッド上のピアストリのマシンにも別の電気系トラブルが発生し、ガレージへ戻すことになった。同時に異なる電気系の問題が発生したのは極めて不運な出来事であり、どちらのマシンもスタートさせることができなかった」
「我々はHPPとともに原因を調査し、何が起きたのかを理解する。トラックサイドとウォーキングのチームが一丸となり、次戦日本GPではより強く戻ってくる」
ノリス「本当に悔しい」
ランド・ノリスは電気系トラブルによりDNSとなり、レースに出走できなかった悔しさを語った。
「ここまで来て、僕だけでなくチーム全体が多くの努力をしてきたのに、レースをスタートできなかったのは本当に悔しい」とノリスはコメント。
「パワーユニット側の電気系トラブルによってエンジンを始動することができなかった。メカニックたちはできる限りのことをしてくれたが、残念ながら修復できなかった」
「さらにフラストレーションが大きいのは、僕とオスカーでまったく別の問題が同時に発生したことだ。全体的にとても不運だったと思う」
「この結果を受け止めて原因を学び、二度と起こらないようにしなければならない。チーム全員がフラストレーションを感じているが、次に向けてしっかり準備していく」
「ここまで応援してくれたファンの前でレースができなかったのは残念だが、チームはすでに問題解決に向けて動いているし、鈴鹿に向けて準備を進めていく」
「最後にキミの初優勝におめでとうと言いたい。初勝利は特別なものだし、しっかり味わってほしい」

ピアストリ「走行距離を失ったのが痛い」
オスカー・ピアストリもDNSとなり、開幕2戦連続でレースに出走できない状況となった。
「チームにとって厳しい一日だった。グリッドには並べたが、パワーユニット側の電気系トラブルが発生し、レースをスタートすることができなかった」とピアストリはコメント。
「ランドとは別の問題で、現在も調査中だ。望んでいた展開ではないが、レースではこういうことも起こる」
「特にフラストレーションが大きいのは、またレース距離を走れなかったことだ。この時代のマシンでは走行距離が非常に重要で、多くのことを学ぶ機会を失ってしまった」
「チームの週末の努力には感謝しているし、キミの初優勝にもおめでとうと言いたい。非常に大きな成果であり、決して忘れられないものになるはずだ」
「ここからは気持ちを切り替えて日本に向かう」
マクラーレンは2台ともスタートできないという厳しい結果に終わった。チームは電気系トラブルの原因究明と再発防止に取り組み、日本GPでの巻き返しを目指す。
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