小林可夢偉 F1イギリスGP 予選
ザウバーは、F1イギリスGPの予選で、小林可夢偉が8番手、セルジオ・ペレスが12番手だった。

小林可夢偉 (8番手)
「コンディションが常に変わり続けて非常にトリッキーな予選でした。なにが正しくてなにが間違いなのかは予測するのはとても難しかったですが、僕たちは非常にうまく対応できました。Q1ではハードタイヤのクルマのバランスに慣れず少し手こずっていたし、さらに雨が降ってきたことでソフトでタイヤで1周を走るチャンスもありませんでした」

「Q2のコースコンディションはまだトリッキーで路面も濡れていました。でもQ3で新品のソフトタイヤで最後のアタックをした時、すべてがうまくいきました。僕はこのラップに満足しているし、とくに僕のチームに感謝したいです。彼らのハードワークのおかげで金曜朝に起きたことから挽回できました。明日の決勝レースではこの結果を最大限の結果を活かしたいです」

セルジオ・ペレス (12番手)
「今日は良い仕事ができたと思う。0.0036秒でQ3を逃してしまったのは残念だけど、パフォーマンスにはかなり満足している。天候が変ったことで簡単な予選ではなかった。全体的にここで僕たちのマシンはいい感じだ。いくつかの改善のおかげだけど、サーキットによるものでもある。高速コーナーは僕たちにかなり適している。明日は僕がレースをスタートする場所からでもポイントを獲得するチャンスはあるし、初のイギリスGPをとても楽しみにしている」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「全体として今日はいい一日だった。今朝は今週末初めてドライコンディションで走ったが、やるべきことが非常に多かった。金曜から引き続きテストするアイテムが山ほどあり、非常に忙しいフリー走行3回目だったが、やるべきことはほぼすべて消化できた。予選はトリッキーで、次々とコンディションが変わり予測することが難しかった。雨はレーダーで見えていたが、雨足自体は弱かった。2台揃ってQ3に進出できれば素晴らしかったが、1台が入ったので不満はない。セルジオはいい仕事で12番手につけたし、可夢偉は非常にうまくやってQ3に進んでくれた。我々のポジションはオーケーだし、あとほんの少し前だともっとよかったけれども、我々のレースペースは予選のペースよりも非常に力強いことは分かっているので、明日はこのスタートポジションをきちんと最大限活かしたい」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1イギリスGP