小林可夢偉 F1アブダビGP
ザウバーは、F1アブダビGPの決勝レースで、ニック・ハイドフェルドが11位、小林可夢偉が14位だった。

ドライバーズチャンピオンシップでは、小林可夢偉は32ポイントを獲得して12位、ニック・ハイドフェルドが6ポイントを獲得して18位、ペドロ・デ・ラロサが6ポイントを獲得して17位だった。

ザウバーは、44ポイントを獲得してコンストラクターズチャンピオンシップ8位でシーズンを終えた。

小林可夢偉 (14位)
「シーズン最後のレースでポイントを獲りたかったので、今日の結果は非常に残念です。僕としては出来る限りをつくしましたが、オーバーテイクはできませんでした。クルマは問題なかったですが、戦略で運が悪かった。レース開始後のアクシデントでセーフティーカーが入ったときに、早めにピットインをしたクルマが 何台かいたため戦略がうまくいきませんでした。スタートはよくて2台はぬきましたが、その後、つねに前のクルマにひっかかった状態で自分本来のペースで走ることができませんでした。素晴らしいサクセスを果たしたセバスチャンを祝福します!!」

ニック・ハイドフェルド (11位)
「スタートはオーケーだったし、ロバート(クビサ)を追い抜くことができた。でも、ミハエル(シューマッハ)がスピンして、ヴィタントニオ(リウッツィ)と接触したときにポジションを落としてしまった。そのあとはトラフィックに捕まってしまった。僕たちはレース前にこのような場合にすぎにピットインしてタイヤを交換することで合意していた。とても良い動きだったし、3つポジションを上げられたので予想以上だった。フェリペ(マッサ)とのギャップを縮めることができたけど、彼をオーバーテイクするチャンスはなかなった。今シーズンの最後のレースでポイントを取れたらよかったけど、うまくいかなかった。新しいワールドチャンピオンのセバスチャン(ベッテル)を祝福したい」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「シーズンを入賞で終えることができればよかったが、ポイントを獲得できずに残念だ。スタート直後にセーフティーカーが導入されるなど荒れたレースだっ た。セーフティーカーが導入されたとき、タイヤ交換を見送ったが、結果的にはその時タイヤを交換するのが正解だった。ニックは我々としてはオプションから プライムに履き替える正しいタイミングで交換させた。彼は素晴らしいレースをしたが、そのほとんどを隊列のなかで終えてしまった。可夢偉はバリチェロに抑 えられていたので、彼がピットインしたあとにタイムが伸ばせるかと思いコースに残した。ただ、彼がピットインしたタイミングでは、すでに後ろとのマージン を失っていたし、不運な事に可夢偉がピットアウトした時、ふたたびバリチェロの後ろに入ってしまった。可夢偉もニック同様にトラフィックのなかで走ること になったが、彼にはフラストレーションが溜まるレースだった。ともかくそのせいでポイントを獲ることができなかった。今シーズン、最後まで働いてくれた チームとドライバーに感謝したい。とくに非常に厳しいシーズン序盤の仕事は素晴らしかった。最後にセバスチャン(ベッテル)とレッドブルを祝福したい」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1アブダビGP