佐藤琢磨 インディカー・シリーズ バーバー・モータースポーツ・パーク
佐藤琢磨は、インディカー 第4戦アラバマ・グランプリを8位でフィニッシュした。

前日の雨で中断となったレースで佐藤琢磨は18番手から8番手まで順位を上げていた。レース再開となった23日(月)のバーバー・モータースポーツ・パークはドライコンディション。佐藤琢磨はレッドタイヤでのスタートを選択する。

当初は2ストップ戦略を計画していた佐藤琢磨だったが、ドライでのマシンの挙動に悩まされたことで1ストップに変更。燃費をセーフする走りで53周目に1回目のピットストップを迎える。

そこからブラックタイヤでトップ10圏内まで順位を取り戻して2ストップ勢のピットインを待っていた頃、サーキットには雨が。他のドライバーと同様に佐藤琢磨も残り12分でレインタイヤの交換を余儀なくされ、最終的に8位でチェッカーを受けた。

「僕たちは1ストップ戦略だったので、見かけ上で順位は相当落ちていたと思うんですけど、かなり燃費をセーブしていて、他は絶対に2ストップなんだけれども、僕らは1ストップを目指すことにしました」と佐藤琢磨はレース後にコメント。

「そういう意味では、逆に例えばグラハムが後ろから来たときにはポジションを譲って、自分の燃費のターゲットに沿って走っていたんですけど、残念ながら、雨が降ってきちゃったということで、結局、ストップしなければならなくなって、そこで失ったポジションを取り戻すことはできなかったです」

「1ストップだったら・・・とは思いますけど、逆に雨が降ったことで順位を少し上げたところもあったと思うので・・・でも、8位からスタートで8位フィニッシュはちょっと悔しいですね」

「正直言って、最初は良くなったです。レッドタイヤでかなりタイヤのパフォーマンスダウンに悩まされて、特にリアの挙動が落ち着かなかったので、序盤はかなり苦しかったんですけど、逆にそこで早めに1ストップに切り替えようということでストラテジーを変えました」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨