佐藤琢磨
佐藤琢磨は、2012年 インディカー 第2戦 アラバマの決勝レースをメカニカルトラブルによりリタイアという結果で終えた。

快晴の下、午後1時半過ぎに26台のインディカーはローリング・スタートを切り、全長2.3マイルのコースを90周するレースが行わた。プラクティスと予選が行われた2日間よりも大幅に気温、路面温度ともに上昇したコンディションの下、ソフトとハードの2種類のタイヤを駆使してのバトルは繰り広げられた。

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は予選16番手からスタートし、序盤にオーバーテイクを重ねてトップ10までポジションアップ。しかし、レースが折り返し点を越えたあとの53周目、突然パワーを失ったため、残念ながらリタイアを余儀なくされ、結果は24位となった。

佐藤琢磨 (24位)
「スタートはまずまずでした。今年のスタートは昨年よりもスピードが上げられていましたので、オーバーテイクはより難しくなっていました。それでも私はレースの序盤に何台ものマシンをパスすることができました。1回目のピットストップでタイヤをハードに変えたのですが、そちらのタイヤでの走りは難しいものになっていました。次のピットでソフトに戻すと、マシンのハンドリングは断然よく、また順位をばん回していくことができました。そこからさらに上位へとポジションを上げていこうという時、突然パワーを失ってしまいました。2レース続けてメカニカルトラブルという結果は非常に残念ですが、バーバー・モータースポーツパークでの週末には多くのポジティブな点もありました。次のロングビーチでも高い戦闘力を発揮し、力強いフィニッシュをしたいと思います」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー