佐藤琢磨 インディ500
佐藤琢磨が、インディ500の表彰式に出席。ウィナーとしてスピーチを行った。

インディ500の決勝の翌日は、伝統に則ってウイナーの撮影会が行た。インディアナポリスの上空は快晴。清々しく、心地よい天候の下での撮影会となった。インディアナポリス・モーター・スピードウェイのメインストレート上、レンガが3列並べられたスタートフィニッシュラインに沿って、優勝マシンが並べられ、その横には全高150cmほどもあるボルグワーナートロフィーが置かれた。

ウィナーの佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)はレーシングスーツ姿で登場。3時間にも及んだ撮影会で、笑顔を絶やすことはなかった。

そして、夕方からはインディアナポリスのダウンタウンで、ビクトリーセレブレーションと呼ばれる表彰式が行われ、33人の出場ドライバー全員が、タキシードやスーツに身を包み出席した。

シリーズや優勝チームのクルー、関係者、さらには出席するためにチケットを購入したファンまで、総勢約2000人を前に、表彰式は華やかに執り行われた。

クルーたちとともに、最後に登壇した佐藤琢磨に対しては、スタンディングオベーションが。佐藤琢磨は感謝のスピーチをし、245万8129ドルの賞金(日本円で約2億7000万円)を受け取りました。

「優勝のゴールを横切ったあと、何度も大声で叫びました。まさかそれがテレビで流されてしまうとは知りませんでしたが、あれこそが私の感じたそのままだったのです」と佐藤琢磨は述べた。

「私は10歳のときに鈴鹿でF1日本グランプリを見て、レースの虜になりました。インディ500のような大きなレースで優勝することは、そのころからの夢でした」

「それを叶えることができたのは、アンドレッティ・オートスポーツというチームや、ホンダ、HPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)のおかげです。彼らの力がなければ、この勝利は実現しませんでした」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー