アレックス・パロウがインディ500ポール獲得 佐藤琢磨はファスト12届かず13番手
アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)が、雨の影響で1日開催に圧縮された2026年のインディ500予選でポールポジションを獲得した。ディフェンディングウイナーのパロウは4周平均232.248mphを記録し、2023年以来2度目のインディ500ポールを手にした。

佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は230.995mphを記録して13番手。ファスト12進出には届かなかったものの、上位勢に迫るスピードを示し、決勝に向けて期待を残した。

雨で崩れた2日制予選 一発勝負のフォーマットに
本来2日間で行われるインディ500予選は、天候の影響により1日開催へと変更された。インディカーは午後12時から午後7時までの限られた時間内で33台すべてのグリッドを確定させる必要があり、フルフィールド予選、ファスト12、ファスト6の各セッションで各車1回のみのアタックに制限された。

この形式により、13番手から33番手までが最初の全車予選で決定。その後、上位12台によるファスト12、さらに上位6台によるファスト6でポールポジションが争われた。

パロウが唯一の232mph台で2度目のインディ500ポール
パロウは2.5マイルのインディアナポリス・モーター・スピードウェイを4周平均232.248mphで走行。ライバル勢が231mph台にとどまる中、唯一232mphの壁を突破した。

「言葉がない」とパロウは語った。

「正直、今日はここまでスピードがあるとは思っていなかった。すごい。本当に信じられない。ファンのみんなに感謝したい」

2番手にはエド・カーペンター・レーシングのアレクサンダー・ロッシが231.990mphで続き、チーム・ペンスキーのデビッド・マルーカスが231.877mphで3番手に入った。

ローゼンクヴィストは失速 佐藤琢磨は13番手
ポール候補と見られていたフェリックス・ローゼンクヴィストは、33台によるセッションとファスト12で速さを見せたものの、ファスト6では伸びを欠き、231.375mphで4番手にとどまった。

5番手にはAJフォイト・レーシングのサンティーノ・フェルッチが入り、過去4年で3度目となるトップ6スタートを確保。アロー・マクラーレンのパト・オワードはファスト6進出こそ果たしたが、最終アタックでは230.442mphにとどまり6番手となった。

ファスト6に届かなかった組では、チップ・ガナッシ・レーシングのカイフィン・シンプソンが7番手、ドレイヤー&レインボールドのコナー・デイリーが8番手、2024年ポールシッターのスコット・マクラフリンが9番手に入った。

佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は230.995mphで13番手。ファスト12進出には届かなかったものの、上位勢に近いスピードを示した。

大物勢が後方に沈む波乱のグリッド
今回の予選では、多くの有力ドライバーが期待通りの結果を残せなかった。

マーカス・エリクソンはアンドレッティ勢最上位ながら18番手、ウィル・パワーは20番手。アロー・マクラーレンのライアン・ハンター=レイは23番手、チーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデンは24番手にとどまった。

カイル・カークウッドは26番手、キャサリン・レッグは27番手。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから出場するルーキーのミック・シューマッハは229.450mphで28番手となった。

最下位33番手はスティング・レイ・ロブ。No.77 シボレーは4周を通じて不安定な挙動を見せ、226.572mphにとどまった。

2026年インディ500予選結果
■ 1番手 アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング) 232.248mph
■ 2番手 アレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング) 231.990mph
■ 3番手 デビッド・マルーカス(チーム・ペンスキー) 231.877mph
■ 4番手 フェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク・レーシング) 231.375mph
■ 5番手 サンティーノ・フェルッチ(AJフォイト・レーシング) 230.846mph
■ 6番手 パト・オワード(アロー・マクラーレン) 230.442mph
■ 7番手 カイフィン・シンプソン(チップ・ガナッシ・レーシング) 230.883mph
■ 8番手 コナー・デイリー(ドレイヤー&レインボールド) 230.712mph
■ 9番手 スコット・マクラフリン(チーム・ペンスキー) 230.577mph
■ 10番手 カイオ・コレット(AJフォイト・レーシング) 230.539mph
■ 11番手 スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング) 230.347mph
■ 12番手 リナス・ヴィーケイ(ユンコス・ホリンジャー・レーシング) 229.585mph
■ 13番手 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) 230.995mph
■ 14番手 エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング) 230.829mph
■ 15番手 エリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング) 230.811mph
■ 16番手 クリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター・レーシング) 230.705mph
■ 17番手 マーカス・アームストロング(メイヤー・シャンク・レーシング) 230.701mph
■ 18番手 マーカス・エリクソン(アンドレッティ・グローバル) 230.667mph
■ 19番手 クリスチャン・ルンガー(アロー・マクラーレン) 230.661mph
■ 20番手 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー) 230.279mph
■ 21番手 ノーラン・シーゲル(アロー・マクラーレン) 230.213mph
■ 22番手 ルイス・フォスター(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) 230.212mph
■ 23番手 ライアン・ハンター=レイ(ドレイヤー&レインボールド) 230.202mph
■ 24番手 ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー) 230.165mph
■ 25番手 ロマン・グロージャン(フンコス・ホリンジャー・レーシング) 229.791mph
■ 26番手 カイル・カークウッド(アンドレッティ・グローバル) 229.607mph
■ 27番手 キャサリン・レッグ(HMDモータースポーツ/AJフォイト・レーシング) 229.456mph
■ 28番手 ミック・シューマッハ(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) 229.450mph
■ 29番手 ジャック・ハーベイ(ドレイヤー&レインボールド) 229.207mph
■ 30番手 グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) 229.017mph
■ 31番手 デニス・ハウガー(アンドレッティ・グローバル) 228.982mph
■ 32番手 ジェイコブ・アベル(デイル・コイン・レーシング) 228.169mph
■ 33番手 スティング・レイ・ロブ(ユンコス・ホリンジャー・レーシング) 226.572mph

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー