佐藤琢磨、2022年はデイル・コイン・レーシングからインディカーに参戦
佐藤琢磨は、2022年のインディカー・シリーズにデイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングから参戦することを発表した。

デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングは、インディ500を2度制した佐藤琢磨と契約を交わし、彼がホンダ・エンジンを搭載したNo.51を駆って2022年NTTインディカー・シリーズに参戦することを正式に決定した。

「デイルとリックを始めとするデイル・コイン・レーシングの皆さんとともにレースを戦えることが決まり、言葉では言い表せないほどの喜びを感じています」と佐藤琢磨は語った。

「デイル・コイン・レーシングはチームにとって不可欠な存在であるホンダとも深く結ばれており、どのタイプのサーキットでも彼らがコンペティティブであることは、過去何年もの結果によって証明されています」

「とりわけ、ここ数年のインディ500でチームが示したスピードはとても印象的です。新しい環境でレースを戦うことを楽しみにしています」

過去12年間にわたってNTTインディカー・シリーズで戦ってきた経験を、佐藤琢磨はチームにもたらすことになる。佐藤琢磨は通算198回出走し、表彰台を14回獲得し、優勝を6度果たしている。この6勝にはインディ500で挙げた2勝が含まれている。44歳の日本人ドライバーはポールポジションを10回獲得し、通算868ラップを首位として走り、70回のトップ10フィニッシュを成し遂げている。

チームの共同オーナーであるデイル・コインは「NTTインディカー・シリーズを戦ったすべてのドライバーのなかでも、琢磨はベストのひとりに数えられるべき存在だ。かの有名なインディ500を2度制した素晴らしいドライバーを、我々の素晴らしいマシンに迎え入れて来年のインディ500に挑むことが、いまは楽しみで仕方ない。才能豊富な琢磨が2022年は私達の一員になることを、チームの全員が歓迎している」

東京出身の佐藤琢磨は、F1で7シーズンを過ごした後、2010年にNTTインディカー・シリーズへの挑戦を開始。佐藤琢磨は昨年まで、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングで4シーズンを過ごしてきた。

同じくチームの共同オーナーであるリック・ウェアは「2022年シーズン、琢磨をデイルコイン・レーシング・ウィズRWRファミリーの一員に迎え入れられることに深い喜びを感じている。琢磨はアメリカに限らず、世界中のモータースポーツで多くの経験を積んできた。彼の経験、そしてマシンに関する膨大な知識によって、我々のプログラムをさらに進化させるともに、大きなし成功を収められることを期待している。きっと、彼の経歴には、インディアナポリス500での3諸目が付け加えられることだろう」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー