キミ・アントネッリ F1ベルギーGP予選「Q1では自分を見失っていた」

最終プラクティスでもトップタイムを記録していたアントネッリは、予選Q3最後のアタックでマックス・フェルスタッペンを逆転。今季6回目となるポールポジションを獲得し、メルセデスの予選での強さを改めて示した。
風向きの変化でQ1は「自分を見失っていた」
予選後、アントネッリはQ1ではマシンバランスに苦しみ、自信を持てない状態だったと振り返った。
「少し変わった予選だった。Q1では少し自分を見失っていたような感覚だった」
「風が少し強くなって、マシンバランスがかなりシビアになってしまったんだ」
その一方で、セッションが進むにつれて状況は改善していったという。
「でも、セッションが進むにつれて自分たちの流れになった。Q3では最初のアタックも悪くなかったし、2回目のアタックではさらに大きくタイムを縮めることができた」
「路面温度が下がってきたことも、僕たちには少し有利に働いたと思う。本当にいいラップだったし、今は明日のレースに集中したい」

決勝はタイヤマネジメントとスタートが鍵
アントネッリは今季、スペインGPとイギリスGPで優勝争いをしながらも信頼性トラブルに泣くなど、不運なレースが続いてきた。メルセデスのトト・ヴォルフ代表も今週末を前に「速さを結果へ結び付けなければならない」と語っており、決勝ではその課題克服が期待されている。
ポールポジションから迎える決勝についてアントネッリは、スタート直後の攻防とタイヤマネジメントが勝敗を左右すると見ている。
「明日になってみないと分からないし、まずは天候がどうなるかを見たい」
「ターン5までは長いストレートが続くから、もちろんいいスタートを決めたい。でもタイヤのデグラデーション(性能劣化)もかなり大きくなるはずだから、できるだけうまくタイヤをマネジメントすることが重要になる」
スパ・フランコルシャンではケメルストレートで後続車がスリップストリームを使えるため、ポールポジションといえども決して安泰ではない。それでも予選を通じて着実に自信を取り戻したアントネッリは、今季6度目のポールポジションを初日だけの成果に終わらせず、決勝で確かな結果へつなげられるかが注目される。
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