ルイス・ハミルトン
ニコ・ロズベルグが、チャンピオンシップを争うルイス・ハミルトンのプライベートを暗に批判するコメントを残し、シーズン後半戦にむけて心理戦がスタートしたと報じられている。

今年のチャンピオンシップは、ポイントリーダーのルイス・ハミルトンは202ポイントを獲得しており、それをニコ・ロズベルグが21ポイント差で追う展開となっている。

しかし、この2人の夏休みの過ごし方はかなり対照的なものとなっている。

ニコ・ロズベルグが、出産を間近に控えた妻と自宅で静かに夏休みを過ごしていた一方で、ルイス・ハミルトンの積極的に目立つ行動を続けていた。

ゴシップ紙などには、ルイス・ハミルトンが裸で葉巻をくわえた姿や、ポップ歌手のリアーナとの小旅行、さらには俳優のジャック・ニコルソンやジェイミー・フォックス、ロックスターのボン・ジョヴィなどと交流が連日のように取り上げられていた。

メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「この休みの期間には誰もが思うように過ごす権利がある」と La Gazzetta dello Sport に語り、ルイス・ハミルトンがF1への集中力を失ったとは考えていないと擁護している。

一方、ニコ・ロズベルグは、ルイス・ハミルトンのライフスタイルに向けた批判だと考えられるコメントを残しており、すでにシーズン後半に向けた心理戦が始まったものだと受け止められている。

「どんな暮らし方をするかによって影響が出るものだ」とニコ・ロズベルグは Auto Bild にコメント。

「バランスを保つことが必要だし、レース週末にはすっきりした気持ちで臨まなければならない」

「時々そういうことについての本を読んでいる。自分の集中法を見つけるためにね」

「スポーツでは、意味のないことにあまりとらわれないようにすることが重要だ」

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カテゴリー: F1 / ニコ・ロズベルグ / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1