レッドブルF1のダニエル・リカルド、フォード本社を訪問して従業員と交流
レッドブル・レーシングのサードドライバーを務めるダニエル・リカルドが、フォードの本社を訪問。フォードCEOのジム・ファーリーとポンティアックのM1コンコースを訪れ、フォード車を運転したり、フォードのデザインスタジオで将来の製品を見学した。

フォードは2月3日(金)、2026年に20年ぶりにF1レースにカムバックすることを発表。F1王者のレッドブルと提携し、同郷のゼネラルモーターズやアンドレッティ・オートスポーツとライバル関係を築く可能性がある。

ダニエル・リカルドをはじめとするレッドブルチームのメンバーは、フォードの文化に浸り、F1チームが発表したばかりのフォードとのパートナーシップをサポートするためにフォードの従業員と交流する機会を得た。

ダニエル・リカルドは、世界で最も権威と人気のあるモータースポーツの舞台に何度も立っているが、水曜日にはとにかくハンドルを握ることに興奮したようだ。

「何かを運転するだけでとても興奮しているよ」とダニエル・リカルドはフォード・モーターの従業員を前に冗談を言った。

「数カ月間運転していなかったから、ちょっと錆びついているかもしれないね」

フォード・モータースポーツ・グローバル・ディレクターのマーク・ラッシュブルックは、フォードのF1カムバックには2つの理由があると語る。

ひとつは、フォードとレッドブルの双方にメリットのある双方向の技術移転である。自動車産業が電気自動車に移行していく中で、F1はメーカーに製品開発の腕と技術を磨く機会を与えてくれる。

もうひとつは、マーケティングだ。F1は5大陸で23のグランプリが開催され、数億人のテレビ視聴者を集めるスポーツであり、世界中に多様なファン層を持つ。近年は、Netflixのシリーズ番組『Drive to Survive』の人気もあり、特に米国で人気を博している。

レッドブルとフォードは、2026年からオラクル・レッドブル・レーシングのためにF1パワーユニットを共同開発する戦略的パートナーシップを開始する。

「私たちは、ただレースをするために行くのではありません。勝つために行くのです」とマーク・ラッシュブルックは語った。

「でも、双方向の技術移転のためでもあります。F1とFIAがこのスポーツの未来のために行ったこと、2026年のサステイナブル燃料化、2030年のネット・ゼロ・カーボン、2026年のパワーユニット規制の変更、電動化など、私たちが電動化車両について学んだことをレッドブルフォードのパワートレインに持ち込んで、パワーユニットの開発に貢献し、将来の成功に寄与することができる。そこから学ぶことができる。そして、レースに出て、そこで得た知識と経験を、より強固なものとして持ち帰り、我々のロードカーに適用することができるのです」

フォードの多様性・公平性・包括性オフィスで働くマーサ・マクラクランにとって、雇用主のF1復帰は「夢が実現したようなです」と語る。彼女がF1に出会ったのは、両親に連れられて行ったメキシコGPがきっかけで、数十年来のモータースポーツ好きが高じてのことだった。F1のファンであり、特にレッドブルのドライバー、セルジオ・"チェコ"・ペレスのファンである。

「フォードの従業員として、フォードがモーターレースの頂点に戻ることは、とてもエキサイティングなことです」と彼女は語った。

オーストラリア出身のダニエル・リカルドは、2011年にF1デビューを果たした。2014年から18年までレッドブルのチームに所属し、その後ルノー、マクラーレンでF1を戦った。今年はサードドライバーとしてレッドブル・レーシングに復帰し、サポート役として活躍することになる。

「F1に戻ってくるこの旅に参加できることは、本当にクールだと思う。どこに行くのか、どこまで行けるのか、楽しみだ」



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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / フォード F1