ダニエル・リカルド 「ルノーF1は“本物”の予選モードを手に入れた」
ルノーは、信頼性問題によって最近のレースでエンジン出力を抑えなければならなかったが、F1スペインGPでアップグレードを投入し、F1モナコGPでは再び最大出力を使用できるようになったと自信をみせていた。
ダニエル・リカルドは、それを生かして、F1モナコGPでルノーの2019年ここまでのベストグリッドとなる6番グリッドを獲得。ニコ・ヒュルケンベルグは11番手に入った。
ルノーのF1エンジンの進歩について質問されたダニエル・リカルドは「ニコと僕の二人ともルノーの予選モードの補完があった。かなり強い感じがした」とコメント。
「僕の言及は去年からのものだけど、以前はいくつかのアイペックスで余分にギアを落としていた。一年ではるかに良くなっているのは間違いない」
「前回の小さなステップだった中国からでさえ、そのレベルに達しつつある。実際、今年の僕たちには本物の予選モードがある」
ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーのこれまでの開発、なかでもバーレーンでのコンロッドの故障からの反応について楽観的に捉えている。
「バーレーンでの問題の後、ヴィリーは本当によく反応した。彼らは非常に迅速に解決策を見つけ、設計、再設計を繰り返し、コースに修正版をもたらした」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。
「かなり印象的だったし、今週末はエンジンが復活して、また戦えると感じだ。とてもポジティブだ」
昨年と比較してのルノーのF1エンジンの進歩について質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「去年のシーズン後半にこのエンジンを搭載していたら、はるかに楽だっただろうし、至るところで容易に4番手になっていただろう」とコメント。
「本当に大きなステップだし、かなりのパワーがある」
モナコはそれほどパワーセンシティブなトラックではなかったが、ダニエル・リカルドは次戦カナダGPでエンジンからもっと多くのポテンシャルを引き出せると考えている。
「今は間違いなく正しい方向に進んでいると感じているし、素晴らしいことはまだもっと多くのポテンシャルがあるということだ」とダニエル・リカルドはコメント。
「信頼性がさらなるステップを妨げることになるかもしれないけど、今週末はローパワーサーキットでさえもう少し絞り出しことができた。それを実感している」
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