ダニエル・リカルド 「マクラーレン移籍にも魅力は感じる」
ダニエル・リカルドは、マクラーレンがオファーを出したとの報道をはぐらかしつつも、ルイス・ハミルトンがメルセデスで達成したことを考えれば、マクラーレンやルノーといったチームに移籍することにも“魅力は感じる”と語った。
ダニエル・リカルドは、今シーズン末でレッドブルとの契約が終了してフリーエージェントとなる。レッドブルは残留を望んでいるが、リカルドは移籍市場の目玉となっており、ライバルチームであるフェラーリやメルセデスへの移籍が噂されている。
そんななかSport Blid は、マクラーレンがダニエル・リカルドの獲得にむけて2000万ドル(約22億円)のオファーを出したと報道。マクラーレンは、現行ドライバーのフェルナンド・アロンソが来季の去就を明らかにしておらず、ストフェル・バンドーンも期待されたパフォーマンスを発揮できていない。
F1フランスGPのためにポール・リカール・サーキットに入ったダニエル・リカルドは、マクラーレンの噂について「そんな金額では足りない!」とジョークを交えて答えた。
「1時間くらい前にその記事を見た。それについてコメントすれば、僕にはそういったものは提示されていない」
「僕は正直でいるつもりだ。誰もが僕の移籍候補としてメルセデスやフェラーリについて話しているけど、他チームからも関心が寄せられていることはわかっているし、マクラーレンもそのひとつかもしれないね」
「フェルナンドが残留するのか出てくかにもよるね。もし、フェルナンドが去ることになれば、マクラーレンは経験豊富なドライバーの起用を望むかもしれない。どうなるか見てみよう。評価していくことはたくさある。それについてコメントできることはあまりない」
ルノーも昨年のエンジン契約の再編中にダニエル・リカルドの獲得に動いていた。
ダニエル・リカルドは、2019年の所属チームの最優先事項は“ワールドチャンピオンを獲得できるクルマを得られるか”だと強調しつつも、マクラーレンやルノーのようなチームを再建させることも興味深い選択肢だと認める。
「『いいや、まったく興味はない』と言うつもりはない。ルイスがメルセデスと何を成し遂げたかを見たことも大きいかもしれない」
「マクラーレンとルノーはまだそのポジションにはいないかもしれない。でも、彼らにできるか? その可能性はある」
「そう考えれば、魅力的な部分もある。今、それが僕のリストのトップにあるとは言えないけど、その可能性を却下するつもりもない」
「これは個人的な見解に過ぎないけど、僕からレッドブルに伝えたことがある。今後スポーツの中で自分がどうなるかはわからないし、今までの関係を全部灰にしてしまいたくはない。もし、僕がレッドブルから動くことになったとしても、絶対に彼らのことを悪く言いたくない。僕はここでとてもいい時間を過ごしたし、すごく楽しかったからね」
「もちろん、現在マクラーレンとルノーはそのレベルにいないけど、1~3年でそこに到達するかもしれないしね」
ルイス・ハミルトンは、2013年に当時フロントランナーだったマクラーレンからミッドフィールドにいたメルセデスに移籍。だが、メルセデスはF1ハイブリッド時代を支配し、ハミルトンはそこから3度のワールドチャンピオンを獲得している。
「ルイスはかなりうまく引き金を引いたよね」とダニエル・リカルドはジョーク混じりにコメント。
「あれがまぐれだったかどうか・・・彼はそれが実現することはわかっていたと言っているけど、僕にはわからない」
「もちろん、彼自身もあの移籍でうまくやってきた。他の全員にとってはただのファンタジーに過ぎないかもしれないけど、少なくともそのようなことが再び起こる可能性があるという証拠は少しはあるということだ」
以前、ダニエル・リカルドは、決断するのはレッドブル・レーシングの2019年のエンジンサプライヤーが決定した後だと強調していた。レッドブル・レーシングは今週19日(火)に来シーズンからホンダと2年間のF1パワーユニット供給契約を結んだことを発表している。
「それが起こりうることは知っていたし、僕にとってはまったくショックでもサプライズでもない。その可能性があることはわかっていた」とダニエル・リカルドはコメント。
「それは心のなかで準備し、計算しようと思っていたことだった。今、正式に発表されたし、それについてもう少し理解したいと思っている。決定したのは確かだし、それが良い動きかどうかを見極めるために引き続きピースをまとめようとしているところだ」
「多くの良い点と悪い点があるのは確かだし、心のなかにあるものに全てを追加しようと思う」
将来の決断について期限があるかと質問されたダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングの準備のためにも今後2週間で決断する可能性があると述べた。
「もうチームはエンジン契約をまとめたので、理想的に彼らにとっては遅いよりも早いことが望ましいよね。彼らにとっては今後2週間が理想的かもしれないね」とダニエル・リカルドはコメント。
「僕個人としては、自分がどうなるかをわかって夏休みに入れれば嬉しいね。そうすれば、夏休みを楽しめるしね。8月の2週間の休みにむけて電話で自分の将来を把握しようとしているようであれば、それほど良い状況とは言えないだろう。僕にとってスイッチを切る期間でもあるしね。個人的には夏休みまでに決めれたら嬉しい。もっと早くに起こるかもしれないけどね」
カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルドは、今シーズン末でレッドブルとの契約が終了してフリーエージェントとなる。レッドブルは残留を望んでいるが、リカルドは移籍市場の目玉となっており、ライバルチームであるフェラーリやメルセデスへの移籍が噂されている。
そんななかSport Blid は、マクラーレンがダニエル・リカルドの獲得にむけて2000万ドル(約22億円)のオファーを出したと報道。マクラーレンは、現行ドライバーのフェルナンド・アロンソが来季の去就を明らかにしておらず、ストフェル・バンドーンも期待されたパフォーマンスを発揮できていない。
F1フランスGPのためにポール・リカール・サーキットに入ったダニエル・リカルドは、マクラーレンの噂について「そんな金額では足りない!」とジョークを交えて答えた。
「1時間くらい前にその記事を見た。それについてコメントすれば、僕にはそういったものは提示されていない」
「僕は正直でいるつもりだ。誰もが僕の移籍候補としてメルセデスやフェラーリについて話しているけど、他チームからも関心が寄せられていることはわかっているし、マクラーレンもそのひとつかもしれないね」
「フェルナンドが残留するのか出てくかにもよるね。もし、フェルナンドが去ることになれば、マクラーレンは経験豊富なドライバーの起用を望むかもしれない。どうなるか見てみよう。評価していくことはたくさある。それについてコメントできることはあまりない」
ルノーも昨年のエンジン契約の再編中にダニエル・リカルドの獲得に動いていた。
ダニエル・リカルドは、2019年の所属チームの最優先事項は“ワールドチャンピオンを獲得できるクルマを得られるか”だと強調しつつも、マクラーレンやルノーのようなチームを再建させることも興味深い選択肢だと認める。
「『いいや、まったく興味はない』と言うつもりはない。ルイスがメルセデスと何を成し遂げたかを見たことも大きいかもしれない」
「マクラーレンとルノーはまだそのポジションにはいないかもしれない。でも、彼らにできるか? その可能性はある」
「そう考えれば、魅力的な部分もある。今、それが僕のリストのトップにあるとは言えないけど、その可能性を却下するつもりもない」
「これは個人的な見解に過ぎないけど、僕からレッドブルに伝えたことがある。今後スポーツの中で自分がどうなるかはわからないし、今までの関係を全部灰にしてしまいたくはない。もし、僕がレッドブルから動くことになったとしても、絶対に彼らのことを悪く言いたくない。僕はここでとてもいい時間を過ごしたし、すごく楽しかったからね」
「もちろん、現在マクラーレンとルノーはそのレベルにいないけど、1~3年でそこに到達するかもしれないしね」
ルイス・ハミルトンは、2013年に当時フロントランナーだったマクラーレンからミッドフィールドにいたメルセデスに移籍。だが、メルセデスはF1ハイブリッド時代を支配し、ハミルトンはそこから3度のワールドチャンピオンを獲得している。
「ルイスはかなりうまく引き金を引いたよね」とダニエル・リカルドはジョーク混じりにコメント。
「あれがまぐれだったかどうか・・・彼はそれが実現することはわかっていたと言っているけど、僕にはわからない」
「もちろん、彼自身もあの移籍でうまくやってきた。他の全員にとってはただのファンタジーに過ぎないかもしれないけど、少なくともそのようなことが再び起こる可能性があるという証拠は少しはあるということだ」
以前、ダニエル・リカルドは、決断するのはレッドブル・レーシングの2019年のエンジンサプライヤーが決定した後だと強調していた。レッドブル・レーシングは今週19日(火)に来シーズンからホンダと2年間のF1パワーユニット供給契約を結んだことを発表している。
「それが起こりうることは知っていたし、僕にとってはまったくショックでもサプライズでもない。その可能性があることはわかっていた」とダニエル・リカルドはコメント。
「それは心のなかで準備し、計算しようと思っていたことだった。今、正式に発表されたし、それについてもう少し理解したいと思っている。決定したのは確かだし、それが良い動きかどうかを見極めるために引き続きピースをまとめようとしているところだ」
「多くの良い点と悪い点があるのは確かだし、心のなかにあるものに全てを追加しようと思う」
将来の決断について期限があるかと質問されたダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングの準備のためにも今後2週間で決断する可能性があると述べた。
「もうチームはエンジン契約をまとめたので、理想的に彼らにとっては遅いよりも早いことが望ましいよね。彼らにとっては今後2週間が理想的かもしれないね」とダニエル・リカルドはコメント。
「僕個人としては、自分がどうなるかをわかって夏休みに入れれば嬉しいね。そうすれば、夏休みを楽しめるしね。8月の2週間の休みにむけて電話で自分の将来を把握しようとしているようであれば、それほど良い状況とは言えないだろう。僕にとってスイッチを切る期間でもあるしね。個人的には夏休みまでに決めれたら嬉しい。もっと早くに起こるかもしれないけどね」
カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / マクラーレンF1チーム