F1日本GP オスカー・ピアストリがFP2最速 アントネッリとラッセルが続く
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が、2026年F1日本GPフリー走行2回目でトップタイムを記録した。鈴鹿サーキットで行われた午後のセッションで、ピアストリは1分30秒133をマークし、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに0.092秒差、ジョージ・ラッセルに0.205秒差をつけて首位に立った。

午前のFP1でメルセデスが1-2を記録したあと、各チームは現地時間15時から再び走行を開始した。

FP1をリザーブドライバーのジャック・クロフォードに譲っていたフェルナンド・アロンソも、このセッションから週末初走行に臨んだ。

セッション序盤はルイス・ハミルトン(フェラーリ)が先頭でコースインし、多くのドライバーがミディアムタイヤを装着。一部はハードを選び、アロンソはソフトタイヤで走行を開始した。

そのなかで、ピエール・ガスリーとアレックス・アルボンのピットレーンでの接近場面もリプレーで映し出された。ウィリアムズのガレージから前方に出てきたアルボンを避けるため、ガスリーは回避行動を取る場面があった。

序盤から波乱も続いた。多くのマシンが最初の計測ラップを重ねるなか、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)はオープニングラン後にピットへ戻り、マシンにトラブルが発生したとみられた。一方でランド・ノリス(マクラーレン)とセルジオ・ペレス(キャデラック)は、それぞれガレージに留まり、なかなかコースに姿を見せなかった。

さらにアルボンには別のドラマもあった。アタックラップ中のエス字でスローマシンに引っかかり、その後はFW48がコース上で一時ストップ。短時間ながらイエローフラッグが提示されたが、最終的には再び走行を再開した。

序盤のタイム争いではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分31秒019でトップに立ち、ピアストリとラッセルがそれに続いた。

その後、マクラーレンには明るい材料もあった。セッション残り40分弱でノリスがようやくコースインし、ミディアムタイヤで走行を開始した。一方、他の多くのドライバーがソフトへ切り替えるなか、ピアストリはタイムシート最上段へ浮上した。

キャデラックは、ペレスの走行開始が遅れた理由について、FP1でのアルボンとの接触でフロアにダメージを負ったマシンの修復作業が続いていたためだと説明した。また、レーシングブルズはリンドブラッドのセッション終了理由がギアボックストラブルだったことを明かした。

一方、スチュワードはアルピーヌのフランコ・コラピントとレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンの間で起きた一件について、セッション後に調査すると発表した。コラピントがタイヤを温めるためにウィービングしていた際、後方から高速で接近していたフェルスタッペンに対して「不規則な走行」を行った疑いが持たれている。

セッションが折り返しを迎えた時点で、ピアストリは1分30秒133で首位。アントネッリが0.092秒差の2番手、もう1台のメルセデスを駆るラッセルが3番手につけた。

出遅れていたペレスもようやく走行を開始し、いきなりソフトタイヤを装着してタイム計測へ入った。ノリスはミディアムで6番手につけ、終盤までソフトを使っていなかったのはそのノリスとランス・ストロール(アストンマーティン)の2人だけだった。

終盤に入ると、多くのドライバーがミディアムやハードでのロングランに切り替えるなか、ノリスはソフトへ交換。ガブリエル・ボルトレト(アウディ)も残り10分で走行を再開し、こちらもソフトタイヤを装着した。

チェッカーフラッグが振られると、ピアストリは序盤に記録した1分30秒133でそのまま首位を守った。中国GPウイナーのアントネッリが2番手、ラッセルが3番手を維持。ノリスが4番手、フェラーリのルクレールとルイス・ハミルトンが5番手、6番手で続いた。なおハミルトンはセッション終盤、無線で「マシンにまったく自信がない」と訴えていた。

7番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)が入り、アルボン、オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)、そして終盤に大きくコースを外れる場面もあったフェルスタッペンがトップ10を形成した。

11番手はエステバン・オコン(ハースF1チーム)、12番手はリアム・ローソン(レーシングブルズ)、13番手はカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、14番手はガスリー、15番手はアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)となった。

ボルトレトは最終的に10周を走って16番手。以下、コラピント、バルテリ・ボッタス(キャデラック)、アロンソ、ペレス、ストロールが続いた。リンドブラッドはギアボックストラブルの影響で1周しか記録できず、最下位に沈んだ。

金曜の走行を終えた各チームとドライバーは、このあとデータを精査して土曜へ備える。フリー走行3回目は現地時間11時30分、予選は15時にスタートする。

日本グランプリ

2026年F1日本GP フリー走行2回目

1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分30秒133(28周)
2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分30秒225(27周)
3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分30秒338(28周)
4.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分30秒649(16周)
5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分30秒846(27周)
6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分30秒980(26周)
7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) - 1分31秒441(26周)
8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分31秒496(29周)
9.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) - 1分31秒498(27周)
10.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) - 1分31秒509(28周)
11.エステバン・オコン(ハースF1チーム) - 1分31秒532(29周)
12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) - 1分31秒590(30周)
13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 1分31秒608(29周)
14.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分31秒734(28周)
15.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) - 1分31秒758(28周)
16.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) - 1分32秒072(10周)
17.フランコ・コラピント(アルピーヌ) - 1分32秒438(27周)
18.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム) - 1分32秒615(27周)
19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) - 1分33秒596(24周)
20.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム) - 1分33秒689(13周)
21.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分33秒951(21周)
22.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) - 計測なし(1周)

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1日本GP