ジャック・エイトケン、ルノーF1チームとの関係を終了
F2ドライバーのジャック・エイトケンは、テストドライバーを務めていたルノーF1チームとの関係が終了したことを発表した。

韓国とイギリスのハーフであるジャック・エイトケン(24歳)は、2016年からルノーのF1プログラムに参加していたが、3年間の在籍の後、2019年をもってルノーのアカデミーを卒業した。

ジャック・エイトケンは、2018年と2019年にルノーのF1テストに参加し、2018年シーズンはルノーのリザーブドライバーを務めていた。

2019年にルノーのテストドライバーを務めていたジャック・エイトケンは、ARTグランプリからカンポスに移籍してF2に参戦。バクーでのフィーチャーレースでの勝利、シルバーストンとモンツァでのスプリントレースでの2勝に加え、さらに4回の表彰台を獲得して、ドライバーズ選手権を5位で終えていた。

F2に昇格する前の2017年にGP3ではARTグランプリでチームメイトのジョージ・ラッセルに次ぐランキング2位で終えていた。

ジャック・エイトケンが2020年に3年目のF2シーズンを迎えるかどうかはまだ確認されていない。

「僕のキャリアのなかで非常にエキサイティングな次のステップを踏み出すことができるポジションに到達することを助けてくれたルノーとアカデミーに感謝している。おかげで僕はモータースポーツの頂点に到達するという野心を満たすための道を維持することができる」とジャック・エイトケンはコメント。

「ルノーF1チームとそのドライバーの今後のあらゆる成功を祈っている。まだ今シーズンの計画を発表できる立場にはいないけど、まもなく公表される最新ニュースについてはソーシャルメディアチャンエルを引き続き楽しみにしていてほしい」

ルノーF1チームには、元ウィリアムズのF1ドライバーであるセルゲイ・シロトキンがリザーブドライバーとして残り、F2ドライバーの周冠宇が開発ドライバーを務める。

ルノーF1チームは、Twitterでジャック・エイトケンの投稿に「君と一緒に仕事をして、長年にわたて強くなっていく君を見るのは喜びだった」と返信した。

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム