F1 アルテム・マルケロフ
ルノーF1のテストドライバーを務めるアルテム・マルケロフの父親が、ロシアで収賄容疑で逮捕された。

バレリー・マルケロフは、収賄容疑で捜査されている内務省GUEBIPK の元副総裁ドミトリー・ザハルチェンコに賄賂を贈ったとして2日(月)にソチで逮捕された。賄賂の価値は明らかにされていないが、数十億ルーブルがドミトリー・ザハルチェンコから押収されている。

ロシアメディアの報道によると、収賄はロシアの鉄道会社に関連したものだという。バレリー・マルケロフは、ロシア鉄道最大の請負業者であるLengiprotransの共同設立者。同社は息子アルテム・マルケロフのキャリアにも資金を提供している。

アルテム・マルケロフ(24歳)は、今年ロシアン・タイムでF2での5シーズン目を戦っており、今年2月にはルノーのテスト兼開発ドライバーに就任。今年初旬の若手ドライバーテストではルノー R.S.18を走らせており、先週末のロシアGPではフリー走行1回目にグランプリ週末デビューを果たしている。

アルテム・マルケログは、昨年のF2でシャルル・ルクレールに次ぐ2位でシーズンを終えており、今季はポイントリーダーのジョージ・ラッセルから82ポイント差の5位につけている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム / FIA F2