ルノー F1
ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、F1メキシコGPのダブルリタイアによって2017年の目標に定めていたコンストラクターズ選手権5位は厳しくなったと認める。

F1メキシコGPでは、現在5位につけているウィリアムズのランス・ストロールが6位でフィニッシュし、ダブルリタイアのルノーは残り2戦でその差を28ポイントにまで広げられた。

現在7位のルノーは、6位のトロ・ロッソとの差は5ポイントとなっている。また、ケビン・マフヌッセンがメキシコで8位フィニッシュしたことで、8位のハースも1ポイント差まで迫っている。

2017年の目標である5位は難しくなったルノーだが、シリル・アビテブールは、ニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツの生のペースには自信をみせている。

「今シーズンはコンストラクターズ選手権5位を目標に定めていた。まだ数字的には可能性はあるものの、ポイントを獲得できないレースがあったことで、もはや無理な要求となってしまった」とシリル・アビテブールはコメント。

「メキシコは、我々のパフォーマンスのポテンシャルを強調した。残念ながら、2台ともリタイアとなったが、2台揃ってQ3進出を果たし、7番グリッドと8番グリッドに並び、1周目の終わりには4番手と5番手につけていた。ポイントが手の届く範囲に会ったのは明からだ」

「残りは2戦だ。週末の終わりに6位でいられるようにやれることはすべてやっていくつもりだ」

夏休み以降、ルノーは3度のポイントフィニッシュしかできていないが、ウィリアムズは少なくとも1台はポイント圏内でフィニッシュしている。

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム